図説 ヨーロッパの王朝 ふくろうの本

加藤雅彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309762463
ISBN 10 : 4309762468
フォーマット
出版社
発行年月
2016年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
143p;22

内容詳細

ヨーロッパの歴史は「王朝」なしには語れない。王朝時代の歴史ドラマや華麗な遺産を国別に網羅。現代のEU、日本の皇室を考える上でも必須の一冊。

目次 : 第1章 ドイツ―中世以来、君主国が並存。プロイセンを核に統一されたドイツ帝国、半世紀後に敗戦で共和制へ/ 第2章 オーストリア―数世紀にわたり多民族国家を維持。ヨーロッパ統合の理念を現代に遺したハプスブルク家/ 第3章 フランス―欧州の名門王朝を葬った革命。フランスの政治・文化に今日も生きつづける王朝の遺産/ 第4章 スペイン―第二次世界大戦後、奇跡的に王制復活。スペインに引き継がれたブルボン家の血統/ 第5章 イタリア―ローマ帝国崩壊後の長い分裂と外国支配。その混沌からイタリア建国を果たしたサヴォイア家/ 第6章 ベネルクス―欧州大国のはざまで生き抜いた小国オランダ、ベルギー、ルクセンブルクの君主たち/ 第7章 イギリス―外来王家による統治と流血の歴史。革命を乗り越え、王制と民主制の両立へ移行/ 第8章 北欧―北方の覇者を競ったデンマーク、スウェーデン、ノルウェー。中立に生存をかけた三王家/ 第9章 ロシア―専制と恐怖政治、そして悲惨な終幕。ソ連崩壊で甦ったロマノフ家の「双頭の鷲」/ 第10章 バルカン―オスマン支配を脱して誕生。ファシズム、大戦、共産化のなかで消え去った薄幸の諸王朝

【著者紹介】
加藤雅彦 : 1927‐2015年。名古屋市生まれ。欧州問題研究家。東京大学法学部政治学科卒業後、NHK入局。ベルリン自由大学留学。NHKベオグラード、ボン支局長、解説委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Nat さん

    図書館本。ヨーロッパの王朝についてわかりやすく解説されている。フランス、イギリス、オーストリアなどは割と知っていたのだが、ドイツについては意外によくわかっていなかった。その原因が、プロイセンについての知識が欠けていたことだと判明。プロイセンは名前は知っているけど、なんだか謎の国だったので、この本で少しだけ理解できた気がした。でも、何となくの理解なので、もっと知りたい欲が出てきたところ。

  • rosetta さん

    アジアの我々にとっては国王は自分たちの国から出るというのが常識に思うのだが、ヨーロッパでは事情は全く違う。自国の王朝の血統が途絶えると平気で他国から王を迎える。特に公国が乱立するドイツから迎えることが多い様だ。例えるなら薩摩から朝鮮国王に迎えられたり金沢から台湾国王になったりする様なもの。ロシアに至っては国王の血筋でもない未亡人が皇帝になったりしている。王冠とは王族たちにとってトランプの手札に過ぎないのか、あるいは王族こそ国にとっての手札に過ぎないのか?

  • ハヤカワショボ夫 さん

    ヨーロッパにおいて王朝は、現在も君主国において数か国で残っているが、20世紀初頭ほとんどの国は共和制でなく君主制であった。二度の世界大戦で大部分の王朝は崩壊したが、フランスはブルボン家、イタリアはサヴォイア家、ドイツはホーエンツォレルン家など今日も君主制の遺産を様々な形で引き継いでおり、それぞれの王朝の起源に求めることができる。現代各国の特色も(イギリスのEU不参加は100年戦争、フランスの宮廷文化、イタリアルネサンスはメディチ家、音楽の都ウィーンはハプスブルク家)王朝に遡ることで説明できる。【図】★★★

  • Abercrombie さん

    ヨーロッパ各国の王朝時代の多彩な歴史と遺産を国別に紹介。解説はかなり急ぎ足だが、1冊にまとまっていることで、複雑に絡み合った各国王室の姻戚関係が理解しやすかった。

  • 堤 秀二 さん

    名門と呼ばれる王家が、記載されているが、系譜が断絶した時に他の貴族から新しい王を迎い入れる理由がよくわからない。自ら王になるより、他を担いで二重の統治体制を取る方が旨味があると判断したのか。この辺りの経緯が書かれているといいと思う。アジアなどと比較すると、ヨーロッパがたくさんの国に分かれているが、根っこは少数の名門貴族に支配されていたということか。

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加藤雅彦

1927‐2015年。名古屋市生まれ。欧州問題研究家。東京大学法学部政治学科卒業後、NHK入局。ベルリン自由大学留学。NHKベオグラード、ボン支局長、解説委員。主著に『ドナウ河紀行』(岩波書店、日本エッセイスト・クラブ賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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