蕗谷虹児

蕗谷虹児

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309750064
ISBN 10 : 4309750060
フォーマット
出版社
発行年月
2013年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
127p;21

内容詳細

大正・昭和の少女たちを熱狂させた、抒情画家の才能の全貌をたどる!

目次 : 私の蕗谷虹児(津村節子)/ 令女界と少女たち/ 紅児から虹児へ/ 虹児詩画選/ 異郷―パリ時代/ 戦争をめぐって/ デザイナー虹児/ 絵本の世界/ 蕗谷虹児の生涯

【著者紹介】
蕗谷虹児 : 1898年(明治31)〜1979年(昭和54)。抒情画家・詩人。新潟県生まれ。21歳のとき『少女画報』誌でデビュー、9冊の詩画集を出版、時代の寵児となる。童謡『花嫁人形』は25歳のときの作。1925年(大正14)に渡仏、春・秋のサロンに連続入選、一流画廊での個展も成功させる。1929年(昭和4)に帰国後は再び挿絵を描き、モダンな画風で一世を風靡する。57歳から『人魚姫』などの絵本を描く。晩年は6回の新作個展に代表作「花嫁」などを発表、『蕗谷虹児抒情画大集』ほか4冊の画集を出版する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • いたろう さん

    相田みつを美術館で行われている蕗谷虹児展の鑑賞に合わせて手に取った。挿絵画家、印刷画家という認識だった蕗谷虹児の、雑誌の表紙画、挿絵ももちろん素晴らしいが、ペンで描かれたペン画がまた実に素晴らしい。虹児が挿絵を描いていたのは食べるためであって、本当は本格的な絵画を描きたかったこと、実際にエコール・ド・パリの頃のパリに渡り、パリのサロンで入選していたことは知らなかった。今回の蕗谷虹児展で、この本にも掲載されている、パリのサロンで入選した絵画が観られたのは良かった。新発田にある蕗谷虹児記念館にも行ってみたい。

  • めがねまる さん

    美術館の特別展で目にして、一瞬でファンになった画家、蕗谷虹児の画業がフルカラーでわかる本。この人の絵は、不思議と古さがなく、かといって(当然だが)真新しいわけではなく、モダンという言葉がピタリと当てはまる。解説に「一種の抽象絵画である」「虹児の絵をいつまでも忘れさせないものは、時代へのノスタルジーとの結びつきだけではなく、抽象された美の力である。」とあり、納得がいった。様々なモチーフを組み合わせる構成力、デザインセンスは圧巻で、特に装丁とテキスタイルに注目したい。線の美は同時代では藤田嗣治と並ぶほどだ。

  • きょちょ さん

    この人の描く可愛い少女や美しい女性は、瞳が大きくて強い意志を持っているように思える。 また、輪郭がややふっくらとしていて、実に健康的だ。 昭和12年「令女界」という本に描かれた「そして今年も逝く」という作品に特にそれを感じる。 「金襴緞子の帯締めながら〜」で有名な「花嫁人形」は彼の作詩であったのは初めて知った。 結婚式でよく歌われるそうだが、「たもとがきれる」の「きれる」がよろしくないとのことで、「たもとが濡れる」と替えて歌うことが多いらしい。 ★★★★ 

  • 雨巫女。@新潮部 さん

    《私-図書館》花嫁人形の歌詞は、この方だったんだ。両親に小さいとき、レコードで、よく聴かされていた。小さい頃、絵本の挿し絵も、この方でした。

  • morimama さん

    人知れず涙を流す花嫁の絵にどうしても魅入られてしまう。竹下夢二に見出され挿絵画家として、詩人として活躍した虹児。大正ロマンのようなハイカラな女性の絵が中心ではあるが、西洋の童話(アラビアンナイトなど)にはそれに見合った欧風の絵も完璧に描いてしまう。画家を目指してパリへ渡ったものの、実家の経済破綻の為志し半ばで日本に戻り挿絵画家として家族を養わねばならなかった。藤田嗣治とも親交があった。画家への夢は生涯持ち続けながらも常に温厚で優しい人柄であったらしい。記念館が新潟県新発田市にある。

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