短篇コレクション 1 池澤夏樹=個人編集世界文学全集3

池澤夏樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309709697
ISBN 10 : 4309709699
フォーマット
出版社
発行年月
2010年07月
日本
追加情報
:
524p;20

内容詳細

モリスン「レシタティフ」、アチェベ「呪い卵」、張愛玲「色、戒」などの新訳・初訳から、コルタサル、目取真俊まで。南北アメリカ、アジア、アフリカの傑作20篇を収録したアンソロジー。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    世界文学全集完読プロジェクト https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11684481?sort=book_count&order=desc 第二十九弾、ラス前です。村上春樹訳のレイモンド・カーヴァーの短編を含め個性的で魅力のある作品がならんでいます。バットマンとジョーカーを描いた短編まで収録されていると思いませんでした🦇 ラスト、V-6へ。 https://www.kawade.co.jp/np/special/3677774465/

  • KAZOO さん

    この短篇集のほうが後になってしまいました。あまりなじみのない作家で南北アメリカ、アフリカ、アジアの作家の作品が20収められています。SFのようなものやファンタジーのようなものがあったりあるいは長編にできるような作品もあったりで、さすが池澤さんが選んだだけという感じです。この世界文学全集の短篇集は2冊ともかなりのお勧めです。

  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    『南部高速道路』は再読だが、ゴダール監督の『ウィークエンド』やJ・G・バラードの『コンクリート・アイランド』を彷彿とさせて興味深い。「波との生活」は海の波と恋人になった男の話しだが、波が「女性」として描いている。そのためか、波の様子は女性自身の気性をも描写しているのだ。そこに感嘆する。「タルパ」は『テレーザ・ラカン』みたいな筋から生者を罪悪へと支配を及ぼす死者への恐れを示すラストが恐ろしい。しかし、『ペドロ・パラモ』という傑作を書いたばかりに後の作品が傑作の影を引き摺る事になったルルフォの晩年に胸が詰まる

  • おさむ さん

    各話の冒頭ににつく池澤夏樹さんの紹介文が秀逸で、どれも読んでみたい気にさせてくれます。各国や民族の風土や文化を感じさせるものが多く、とりわけノーベル文学賞の米トニ・モリスン、村上春樹訳のレイモンド・カーヴァー、そして芥川賞の沖縄作家・目取真俊がよかったです。イスラム国が注目されているこのご時世だからか、ユースフ・イドリース、ガッサーン・カナファーニー、ガーダ・アル=サンマーンなど中東の作家の作品も異文化を感じさせ、印象深かった。次はコレクションUへ。

  • 昭和っ子 さん

    岡真理さん翻訳のアラブ系の二話だけを読む。「ラムレの証言」ひどい事をやってる方とやられてる方が、今までよく見聞きしていたのと真逆で、ちょっと眩暈を感じるほど。大きな声で宣伝されている物に用心!あだやおろそかに映画も見れないなー。「猫の首を刎ねる」ナディーンがフランス男性ではなく「レバノンのハムレット」と付き合っているのは、西洋を謳歌している風に見える彼女自身も無理してる所があるからでは?幻の仲人女の言葉は確かに強烈で呪術的で、込められた文化の力は不条理でも強い。狭間で引き裂かれるのも二つの文化を知る特権?

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