基本情報
内容詳細
本読みのプロである、タカハシさんとサイトウさん。平成から令和までの約三十年間に刊行された本を通じて、日本社会の深層を読み解いていく、唯一無二、白熱の対談集!「ほんとうに社会のことが知りたいなら、小説を読むべきなのである」(タカハシさん)「小説にはまちがいなく時代の空気、言いかえれば「社会」が詰まっている」(サイトウさん)長い歳月をかけた対談の記録だからこそ見えてくる、思いもよらない読書案内。さあ、忖度なしの本の世界へようこそ!
目次 : 第1章 震災で小説が読めなくなった―ブック・オブ・ザ・イヤー2011/ 第2章 父よ、あなたはどこに消えた!―ブック・オブ・ザ・イヤー2012/ 第3章 近代文学が自信をなくしてる―ブック・オブ・ザ・イヤー2013/ 第4章 そしてみんな動物になった!?―ブック・オブ・ザ・イヤー2014/ 第5章 文学のOSが変わった―平成の小説を振り返る(2019)/ 第6章 コロナ禍がやってきた―令和の小説を読む(2021)
【著者紹介】
高橋源一郎著 : 1951年生まれ。81年『さようなら、ギャングたち』で群像新人賞長篇小説賞を受賞しデビュー。2002年『日本文学盛衰史』で伊藤整文学賞、12年『さよなら、クリストファー・ロビン』で谷崎潤一郎賞を受賞
斎藤美奈子 : 1956年生まれ。文芸評論家。1994年『妊娠小説』(ちくま文庫)でデビュー。2002年『文章読本さん江』(ちくま文庫)で第1回小林秀雄賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ユーザーレビュー
読書メーターレビュー
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アキ さん
読了日:2022/04/07
へくとぱすかる さん
読了日:2022/01/19
yumiha さん
読了日:2022/04/01
ぐうぐう さん
読了日:2022/02/28
akihiko810/アカウント移行中 さん
読了日:2022/09/02
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人物・団体紹介
高橋源一郎著
1951・1・1〜。小説家、文芸評論家。広島県生まれ。灘中高校時代、詩・演劇に興味をもつ。横浜国立大学経済学部在学中、学生運動で逮捕され拘置所を体験。以後10年、肉体労働に従事。1981年、『さようなら、ギャングたち』が群像新人長篇小説賞優秀作に選ばれデビュー。吉本隆明に絶賛される。88年、『優雅で
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