法とは何か 法思想史入門 河出ブックス

長谷部恭男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309624334
ISBN 10 : 4309624332
フォーマット
出版社
発行年月
2011年08月
日本
追加情報
:
240

内容詳細

人が生きていく上で、法はどのような働きをするものなのか。先人たちの唱えた法思想の系譜を読み解き、法とともにより善く生きる道を問う。いかに法に従うか、自ら判断するための入門書。「文献解題」付き。

【著者紹介】
長谷部恭男 : 1956年、広島県生まれ。東京大学法学部卒業。現在、東京大学法学部教授。専門は憲法学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • masabi さん

    法とは何かを哲学者、法哲学者の言説から探っていく。ケルゼン、ハート、ドゥオーキンの考えが多少なりとも分かって良かった。他の著作についても読んでみたい。

  • 白義 さん

    長谷部版サンデル「これからの正義の話をしよう」って感じ。法哲学史を参照しながら、国家や民主主義とは何かを語り、そして法とは何かを探っていく。これ一冊でホッブズからドゥオーキンまで、法思想とその歴史はかなり抑えられる。分かりやすいが内容は研究の蓄積を活かし、かなり高度。萱野「国家とは何か」とセットで読めば、ほぼ的確な国家とその機能への見通しが得られるだろう

  • またの名 さん

    『星の王子さま』から説き起こす「ですます」調スタイルが、他所で長谷部氏が書くときの物凄く肩が凝る堅物文体と違って驚き。それほど解りやすい文章ながらもホッブズ、ロック、ルソー、カント(国家論)、ケルゼン、ハート、ドゥオーキン(法思想)、アリストテレス、プラトン(民主政)ら重量級の思想家を文献解題を添えて適切に紹介。法の本なのに冒頭から長々と国家についての思想を語り古代の政治哲学で締めくくるのは、法を守るべき正当な理由がないのに守らなければいけないのかをソクラテスの死刑以来考えてきた思想の流れに忠実だから。

  • takizawa さん

    国家の主要な任務を調整問題の解決と公共財の提供にあるとしたうえで,比較不能で多様な価値観を持つ人々が平和に共存することを目指すリベラリズムの憲法観をベースにした法哲学(法思想史)入門書。新しい発見があったりこんなに分かりやすく説明できるのかと驚いたり。小咄が面白い。

  • K.H. さん

    副題「法思想史入門」の通り、法に従わなければならないのはなぜか、法が実効性を持つのはなぜかという点を主とした思想史の紹介。普段当然視している法にも、こんなに豊富な論点があったのかと目が覚める思いで読んだ。ハートやドゥオーキンをめぐる話は難しかったけれど。こうして見ると、厳密さが要求される法もその存立基盤は案外曖昧なところがある。本棚を確認したらケルゼンとハートの本があったので、折を見て読んでみよう。

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長谷部恭男

1956年広島市生まれ。東京大学法学部卒業。早稲田大学法学学術院教授、東京大学名誉教授。専門は憲法学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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