パオロ・マッツァリーノ

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偽善のすすめ 10代からの倫理学講座 14歳の世渡り術

パオロ・マッツァリーノ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309616834
ISBN 10 : 4309616836
フォーマット
出版社
発行年月
2014年02月
日本
追加情報
:
210p;19

内容詳細

愛は地球を救わない?でも…偽善は誰かを救えるかもよ!?動機が純粋ならば、ひとを傷つけてもいいの?不純な気持ちでひとに親切にしたら、いけないの?倫理学と社会学から迫る、誰も知らない偽善の真実。

目次 : 第1章 偽善って、なんだろう/ 第2章 偽善の実態を見てみよう/ 第3章 偽善くん波瀾万丈 下積み艱難辛苦編/ 第4章 偽善くん波瀾万丈 成り上がり絶頂編/ 第5章 偽善くん波瀾万丈 暗雲凋落編/ 第6章 偽善くん波瀾万丈 不死鳥編―偽善者になろう

【著者紹介】
パオロ・マッツァリーノ : イタリア生まれの戯作者。日本文化に造詣が深い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • harass さん

    中学生二人と立ち食いそば屋の店主の対話形式による、日本語の偽善の意味についての考察。海外や日本での偽善という言葉の意味の違いや、時代によるブレなど。たんなる悪口だったりいい意味だったり、本や雑誌の例から探る。露悪なども。調査が細かく説得力がある。いつものこの著者で、語り口の巧さに一気に読んだ。ヤングアダルト向けの本であるが大人でも十分に楽しめる。

  • >< さん

    初版2014年。偽善って何だろう。読めば読むほど深みにはまって。簡単に答えが出るようなテーマではないですね。偽善の歴史が想像以上に長かったことにも驚きました。自分がしてあげたいな、自分もされたら嬉しいなって思えることをする。これは善だとか、悪だとか、そういうことは、そっとしまっておけばいいんじゃないだろうか。本当に奥の深いテーマです。

  • 厩戸皇子そっくりおじさん・寺 さん

    あっという間に読んでしまった。さすがパオロ・マッツァリーノだ。面白い。大変わかりやすい偽善論と偽善の歴史。私も昔、小田嶋隆のコラムを読んで以来、偽善は悪くないと考えていた。この本でさらにその思いを強くした(^-^)。「しない善よりする偽善、でも、やりすぎるのは独善だ」とは良い言葉。本当にそうである。理想の善などどこにも無いのだ。偽善という言葉は日本では明治後半に普及したものというのも新知識。福田定良の本『偽善者礼賛』を読みたくなった。みんなで気軽に無理せず偽善ができれば良いと思う。オススメ。

  • ロア さん

    たとえそれが偽善だとしても、何もしないよりは、はるかにまし。「偽善者」は少なくとも善をめざしているのだから。偽善だろうがなんだろうが、それが誰かのためになるのなら、ためらわずにやったらいいじゃない。愛は地球を救えないかもしれないけど、偽善は誰かを救ってる。あなたのその振る舞いは、誰かを幸せにしますか?世界に平和をもたらしますか?(^ω^)✳︎✳︎✳︎「偽善」は英語でhypocrisyといい、この語源はギリシャ語の“演技”なのだそう。

  • しょうじ@創作「熾火」執筆中。 さん

    「偽善はよくない」という社会通念に異議を申し立て、「やらない善より、やる偽善(しかし、やり過ぎは独善)」と堂々と主張しているのが本著。人間は、どう転んでも偽善者としてしか生きてはいられない。100%の善意は、むしろはた迷惑。人に迷惑をかけないのであれば、偽善者であることは恥ずべきことではない。よくいう「ホンネ×タテマエ」の二元論への批判も含まれている。10代の読者向けではあるが、大人が読んでも十分得るところがある。「自分は善人」と思っている人(なんていないだろうが)は、一度読まれることをオススメします。

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日本文化史研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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