狼殺し

クレーグ・トマス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309460253
ISBN 10 : 4309460259
フォーマット
出版社
発行年月
1986年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
424p;15

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ふみふみ さん

    何十年ぶりかの再読ですが、やっぱり一気読みしてしまいました。いわゆるエスピオナージュ、二重スパイもののプロットなんですが、自分を密告したメンバーを次々と葬る主人公の復讐マシーンっぷりは異様な迫力とサスペンスを感じます。クレイグ・トーマスの作品はクリント・イーストウッド主演で映画化された「ファイアフォックス」が特に傑作として名高いですが、私は本書の方を推しますね。冒険小説の最高傑作の一つだと思います。

  • fff さん

    なにが面白いのかさっぱりわからなかった。同じスパイ物でも『闇の奥へ』がそこそこ楽しめたのは、スリラーに徹していたからだろう。『狼殺し』は主人公の復讐劇よりも、イギリスの諜報機関にいるモグラ探しに重点が置かれている。アクション・スリラーより、モグラ探しがメインで話が進んでいくので、そこが合わなかった原因だろうか。

  • ボブ さん

    複雑な人間関係が段々浮かび上がってくる構成か緻密で、物凄く面白かった。トーマスの最高の部類の作品だと思う。

  • hata2 さん

    この展開だと次は派手なアクション描写になると思いきや、描写が省略されたり、あっさりと終わったりする。復讐に燃えるリチャード・ガードナーは、サミュエル・フラーだったら、機械仕掛けの人間のような描写をするだろうと妄想。

  • みゃーるす さん

    10年以上ぶりの再読。素晴らしい。国際的な謀略がどうこうじゃなくて、主人公が本当のラスト1行まで復讐者たらんとするところが。自分がある計画の歯車じゃないかと訝しんでも、「俺には殺さなきゃいけない奴らがいる」その一念で、ラスト1行までアクセルベタ踏みなのがたまらん。プライド? そんなもん復讐の邪魔だ。的な割り切りが素敵。

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