差別の近現代史 人権を考えなおす 河出文庫

塩見鮮一郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309417615
ISBN 10 : 4309417612
フォーマット
出版社
発行年月
2020年08月
日本
追加情報
:
177p;15

内容詳細

明治維新、西欧帝国主義に追従する姿勢が、弱者を蔑視する本心を露呈させる。近代化が、前近代以上の差別心を助長する。見えないものからますます目を背け、排除していく。新型コロナの席巻で、隠されていた「どす黒い心」がさらに噴き出す。差別の根底に秘められたものの正体を正面から考える、日本近現代史が語る差別の実態。

目次 : 第1章 差別誕生のいきさつ/ 第2章 西欧模倣社会の差別のゆくえ/ 第3章 焼け跡からやりなおせたのか/ 第4章 エポック・エコノミーと性差別の関係/ 第5章 AIでは救えないコクーン社会下の差別/ 第6章 コロナ以後に露呈した「黒いかたまり」

【著者紹介】
塩見鮮一郎 : 1938年、岡山市生まれ。河出書房新社編集部を経て、作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • メイロング さん

    QとAがあおりあって最終的にAが沈黙するQ&Aはじめてみた。学校の日本史で明治維新後をやらない理由がわかった気がすると同時に、中世と私の昨日が地続きでつながった。年表をみてたら最後のページで年表を見てる自分の背中があった感じ。あらゆる選択シーンでまちがった方を選んできたよう。新型コロナウィルスは新しい接ぎ木が必要になる第3のカタストロフィとなるのでしょうか。

  • うらけそ さん

    人が多様である限り差別はなくなり得ない。無いように見えても、見ていない場合もある。

  • kmar さん

    差別や平等は作られた概念

  • Tsuneyuki Hiroi さん

    「人権を隠れ蓑に、差別が横行する」 「人権を隠れ蓑に、失政が隠蔽される」 こういう歴史の読み解き方があったか、と思いながらも、読み終えて、この上なく気が重い。私たちが取り組んでいる人権教育って何なんだ?結局他の差別事象、失政の穴埋めをやっているに過ぎないんじゃないのか?男女平等、男女共同参画と言いながら、高齢化などの影響による労働者不足を補うために女性を社会に引っ張り出すことの隠蔽に加担しているのではないか?今やっていることの意味を問いながら、活動を続けていくようにという警告と受け取ることにする。

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塩見鮮一郎

1938年、岡山市生まれ。河出書房新社編集部を経て、作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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