メビウス 河出文庫

堂場瞬一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309417172
ISBN 10 : 4309417175
フォーマット
出版社
発行年月
2019年11月
日本
追加情報
:
496p;16

内容詳細

「あの事件の日」から、すべては始まった―。1974年10月14日、過激派の次代のエース・下山が突如、東京から失踪した…仲間を、家族を、そして最愛の人を残して。警察は下山を追ったが捕まえることができず、捜査は打ち切りに。そして42年の時を超え、下山は突然、東京に戻って来た―かつての仲間を助け、過去にケジメを付けるために!あの日、下山はなぜ逃げたのか?ケジメの先に彼が知った衝撃の真実とは?極上のエンターテインメント!

【著者紹介】
堂場瞬一 : 1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で小説すばる新人賞を受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで活躍。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO さん

    堂場さんの最新の文庫です。刑事ものかと思いきや、警察が絡むことはあるのですが主人公は1974年のときの過激派に属していた人物で、仲間や家族を捨て静岡で不動産会社を経営しています。むかしの仲間から助けを頼まれ東京に戻るのですが、この主人公は思い込みが強い感じで今までの堂場さんの主人公のようにはあまり好きにはなれませんでした。昔の恋人が主人公に持っている感情の方に同化しました。話の持っていき方はうまく最後はこのような感じだったのか、と納得させられました。

  • ゆめ さん

    久しぶりの堂場さん。いつもの感じと違いますね。うーん、私はイマイチだったなぁー。主人公が好きになれず、イライラした。最後になって少し面白くなりましたが、またの出会いに期待します。

  • ユザキ部長 さん

    逃げる事を否定しないけど、逃げるのなら最期まで逃げ続けなきゃダメなんだ。と思った。何時だって男って中途半端で、女の人は強い。そうとも思った。

  • 米太郎 さん

    ・そもそも42年も逃げる必要があったのか?今になって償いたいとは?下山は自分勝手すぎる気がする。で、これで自分は先に進めると思ってると思う。 堂場先生の作品のため、サクサク楽しく一気読みでした。

  • ゴルフ72 さん

    正直最後まで何を言いたいのかわからない。1974年10月14日は下山にとって何があったのか?結局は自分勝手な行動が仲間をそして恋人までもが不幸にしてしまった。60歳を過ぎてから・・・今後何をして生きていくのか、先が読めない中読了。少し消化不良かな?

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人物・団体紹介

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堂場瞬一

1963年茨城県生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒。2000年、野球を題材にした『8年』で第13回小説すばる新人賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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