ホロヴィッツと巨匠たち 河出文庫

吉田秀和

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309417141
ISBN 10 : 4309417140
フォーマット
出版社
発行年月
2019年10月
日本
追加情報
:
295p;15

内容詳細

圧倒的な技巧派・ホロヴィッツの晩年公演を「ひびの入った骨董品」と称し名声を高めた吉田秀和。他、著者が愛した名ピアニスト3人――ルービンシュタイン、リヒテル、ミケランジェリに関する一冊。

【著者紹介】
吉田秀和 : 1913年、東京日本橋生まれ。音楽評論家。東京大学仏文科卒。戦後、評論活動を始め『主題と変奏』(1953年)で指導的地位を確立。48年、井口基成、斎藤秀雄らと「子供のための音楽教室」を創設し、後の桐朋学園音楽科設立に参加。57年、「二十世紀音楽研究所」を設立。75年、『吉田秀和全集』で大佛次郎賞、90年度朝日賞、『マネの肖像』で読売文学賞受賞。2006年、文化勲章受章。館長を務めた水戸芸術館開設を記念し吉田秀和賞が設けられている。著書多数。2012年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kao さん

    ★4.3 吉田秀和は評論家の域を超えてる。ホロヴィッツ・ルービンシュタイン・リヒテル・ミケランジェリ。ともすると「過去の」ピアニストと思っていたが、吉田氏の文章で21世紀にも生きる大ピアニストとして蘇った。彼らの演奏を今すぐ聴きたくなる。

  • コチ吉 さん

    四人の世紀のピアニストを語った評論集。とは言え、それぞれアプローチというか光を当てる方向が少しずつ違っているのは、各人にたいする思いの違いと分かるのが興味深い。一言で言うとピアニストと音楽家の違いである。

  • ひでお さん

    吉田秀和さんの文章を読んでいると、素直にイメージがわいてきて、録音を実際に聞きながら読むと、さらに共感できるところが多いです。波長があうというか。紹介されているピアニストのうちリヒテルやミケランジェリは実演を聴く機会があったにもかかわらず、結局聴くことができなかったのは悔やんでも悔やみきれません。ルービンシュタインとホロヴィッツはCDを繰り返し聞いたことを思い起こします。コロナがおさまって、またピノのコンサートを聴くことができますように。

  • どら猫さとっち さん

    ホロヴィッツ、ルービンシュタイン、リヒテル、ミケランジェリの4人のピアニストに焦点を当てた音楽評論集。4人とも好きなピアニストだが、それぞれの魅力を引き出すのがうまく、吉田秀和の文章までもが、美しい音楽になっていく。吉田秀和は、最近気になっている評論家であるが、7年前に逝去とあって残念である。もっと読んでみたい。

  • *takahiro✩ さん

    クラシック音楽を聴く人ならば読む価値のある本だと思う。数世代前の人たちの音楽への接し方、純粋さに感動を覚える。全ての表現に同感というわけではなく、私の方が遥かに良い音楽を直接聴いているとも思うが、批判する気にはならない。手元に残しておきたい本。

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吉田秀和

1913年、東京日本橋生まれ。音楽評論家。東京大学仏文科卒。戦後、評論活動を始め『主題と変奏』(1953年)で指導的地位を確立。48年、井口基成、斎藤秀雄らと「子供のための音楽教室」を創設し、後の桐朋学園音楽科設立に参加。57年、「二十世紀音楽研究所」を設立。75年、『吉田秀和全集』で大佛次郎賞、9

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