パオロ・マッツァリーノ

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偽善のトリセツ 反倫理学講座 河出文庫

パオロ・マッツァリーノ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309416601
ISBN 10 : 4309416608
フォーマット
出版社
発行年月
2019年01月
日本
追加情報
:
201p;15

内容詳細

愛は地球を救わない?でも、「偽善」は誰かを救えるかもよ!?人は皆、偽善者。大切なのは、動機が純粋か不純かではなく、結果である。偽善の歴史や実態をもとに、パオロ流「偽善のすすめ」を論じた一冊。倫理学と社会学から迫る、誰も知らない偽善の真実。

目次 : 第1章 偽善って、なんだろう/ 第2章 偽善の実態を見てみよう/ 第3章 知られざる偽善の歴史―誕生編/ 第4章 知られざる偽善の歴史―成り上がり絶頂編/ 第5章 知られざる偽善の歴史―暗雲凋落編/ 第6章 結論―偽善者になろう!

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヨーイチ さん

    怪しげな偽外国人?この人の物は初読だけれど何となく気になっていた。内容は哲学というか倫理学というか(どちらも門外漢です)「偽善」を解明している、至って真面目な内容。今風の中学生に説き聞かせるという体裁で小生でも理解できた。「偽善」という概念の歴史と変遷は仲々興味深い。某通史と違って出典を明記してあるので「もう少し勉強してみようか」って気になる。読んでみて「偽善」の前提としての「善悪」自体がまぁ大問題だなぁと改めて認識した次第。たまには自己の認識を振り返ってみるのも悪くない。

  • ましゃ さん

    偽善は悪い事だろうか。電車で席を譲る、寄付をする事が悪い事だろうか…悪くない!偽善を自分のなかから排除しようとするキリスト教と、偽善さえも自分の中に取り込んでしまおうとする仏教。宗教観で偽善の捉え方も違うし、どちらがいい正しいもない。善か偽善かなんて気にせずまず行動すればいい。人間の行う善はすべて偽善なのである。愛は地球を救えないかもしれないが、偽善は誰かを救ってます。私は著者が言っている「しない善よりする偽善、でも、やりすぎるのは独善だ。」という言葉を大事にしていこうと思う。結論「偽善者におれはなる!」

  • とふめん さん

    www.tohumen.com 自己啓発本かと思っていたが、会話形式で展開する哲学本。「偽善」は悪かを問いかける。見返りを求める善意で助けられた人は沢山いる。何もしないで正義を押し付けながら偽善を叩く人は悪くないのか。24時間テレビは本当に偽善番組か。匿名者が偽善を全力で叩く世の中が悪な気がする。

  • こぽぞう☆ さん

    何の予備知識もなく、短時間しか居られなかった本屋で気軽に買っちゃった。イタリアの本だと思ったし。ティーンエイジャー向けの本かな?でも、哲学とか避けて生きてきた私にはなかなか為になった。「偽善」という言葉とその中身の歴史と肯定派、否定派の話。最近、近辺で、保護猫、地域猫の話でちょっと揉めた。「のらねこはすべからく保護し、避妊去勢して里親を探す」のが「善」か?という話で。私は偽善擁護派。

  • masayuki さん

    「お前は偽善者だ」と言われるととても傷つく。だがこの本を読んでその考えがかなり変わった。「偽善者はだれかを救っています。なにもしない人は、たとえ善人であっても、だれも救っていないのです。」「理念を語る人間はなにがしか偽善的ではある。」なるほど一理あるなあと、最後は偽善者と言われても、「それがなにか」と言えるぐらいになった(ような気がする)。

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日本文化史研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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