基本情報
内容詳細
真山十吉の前に、別れた恋人嘉代子とそっくりの女性が現れた。妹だと名のる。真山は政略的に結婚した女性と死に別れていた。彼は妹伊都子と再婚する。三面鏡の前で化粧する新妻は、肺病で死んだという嘉代子に瓜二つだった…。そんな折、真山の政略に絡んだ弁護士平原が殺される。その犯人は?戦後世相ミステリの傑作、初文庫化。
【著者紹介】
木々高太郎 : 1897年、山梨県生まれ。推理小説家、詩人。慶應義塾大学医学部卒業後、同校助教授に(大脳生理学)。『新青年』1934年11月号に「網膜脈視症」を発表しデビュー、以後同誌に数々の短篇探偵小説を発表。同年に甲賀三郎が本格探偵小説の独自性を主張したのに対し、その芸術性を提唱し、36年に“探偵小説芸術論争”を展開する。同年発表したその実践作『人生の阿呆』で直木賞受賞。日本探偵作家クラブ第三代会長なども務め、1969年、病没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(「BOOK」データベースより)
ユーザーレビュー
探偵小説芸術論を提唱していた著者の作品。...
投稿日:2018/05/12 (土)
読書メーターレビュー
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
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sashi_mono さん
読了日:2020/02/12
タリホー さん
読了日:2018/05/12
Kotaro Nagai さん
読了日:2018/03/23
asobi さん
読了日:2018/05/25
ぞるば さん
読了日:2018/07/14
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