大不況には本を読む 河出文庫

橋本治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309413792
ISBN 10 : 430941379X
フォーマット
出版社
発行年月
2015年06月
日本
追加情報
:
248p;15

内容詳細

明治維新を成功させ、一億総中流を実現させた日本近代の150年は、もはや過去となった。いま日本人はいかにして生きていくべきか。その答えを探すため、貧しても鈍する前に、本を読む。

[著者紹介]
1948年東京生。東大文学部国文科卒。イラストレーターを経て77年『桃尻娘』で小説現代新人賞佳作を受賞して作家デビュー。主著に『桃尻語訳枕草子』『窯変源氏物語』『小林秀雄の恵み』がある。

【著者紹介】
橋本治 : 1948年、東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。イラストレーターを経て、77年、小説『桃尻娘』を発表。以後、小説・評論・戯曲・エッセイ、古典の現代語訳など、多彩な執筆活動を行う。96年、『宗教なんかこわくない!』で新潮学芸賞、2002年、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で小林秀雄賞、05年、『蝶のゆくえ』で柴田錬三郎賞、08年、『双調平家物語』で毎日出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 金吾 さん

    読書の話より経済の話が主体でした。認識と理解は違うことや読書は行間を読むことが重要というのは全く同意しました。

  • あまね さん

    リーマンショック後すぐの出版なので、リーマンショックを軸に見解を述べられています。150年前からの経済の歴史の検証と見解にはじまり、『もしも、あの時こうだったら』の仮定を繰り広げ、本についてのお話は最後の最後にスパイス程度でした。表紙の題名の行間がすごくあいているのが、この本のテーマを表してるのでしょうかね。

  • 阿部義彦 さん

    過去に、中公新書ラクレから出ていたのの文庫化です。 経済の話が長いですが、要はパラダイムがシフトして、過去の常識が通用しないのが、わかってるのに、何をしたら良いのかが解らない日本の駄目加減ですか。自分で、切り拓く為にも読書は必要。どの本を読めとは言いませんどころか、兎に角何でもいいから読んでみて、その本の駄目さ加減からでも、勉強する事は何かある筈。文学が廃れたこの国を、新たにする為にも、図書館でも良いので「本を読むということ」をして時代を振り返りましょう、と作者は言います。極めて正論。

  • (*>∀<)ノ))★ さん

    ほぼ経済の話。最後の章でやっとタイトルの『なぜ大不況には本を読む』が説かれている。本に書かれていない部分を読めるようになれという…

  • うえ さん

    「昭和末期のバブルがはじけて、日本人は「右肩上がりの時代は終わった」という認識を得ました…乗るか乗らないかは別問題ですが、「これはバブルかもしれない」と警戒する能力は、日本人の中に定着したと言っていいかもしれません。これは「進歩」です。やっぱり経験は人を賢くするのです」「なぜ、ヨーロッパの市民は革命を起こし、日本の町人は革命を起こさなかったのか?…ヨーロッパの市民には支配者と対立する必然があったが、日本の町人にはそれがなかったということです…対立するのは、利害関係があるからです」

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橋本治

1948年東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。77年『桃尻娘』で講談社小説現代新人賞佳作。以後、小説・評論・古典の現代語訳・戯曲・エッセイ等、あらゆるジャンルで精力的な執筆活動を行う。96年『宗教なんかこわくない!』で新潮学芸賞、2002年『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で小林秀雄賞、05年

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