科学を生きる 湯川秀樹エッセイ集 河出文庫

湯川秀樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309413723
ISBN 10 : 4309413722
フォーマット
出版社
発行年月
2015年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
252p;15

内容詳細

“物理学界の詩人”とうたわれ、平易な言葉で自然の姿から現代物理学の物質観までを詩情豊かに綴った湯川秀樹。「詩と科学」「思考とイメージ」など文人の素質にあふれた魅力を堪能できる28篇を収録。

【著者紹介】
湯川秀樹 : 1907‐81年。理論物理学者。京都帝国大学理学部物理学科卒業。中間子理論により日本人初のノーベル賞を受賞。京都大学基礎物理学研究所所長、京都大学・東京大学教授などを歴任

池内了 : 1944年、兵庫県生まれ。京都大学大学院理学研究科物理学専攻修了。理学博士。総合研究大学院大学名誉教授、名古屋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 壱萬弐仟縁 さん

    物理の根本問題:数学や言葉だけでなく、絵をかく(15頁)。イメージが大事な物理学ということらしい。そんなのだったら高校時代、地学ではなくて物理を履修すればよかったな。プランクは真理、真実に忠実な人だった(29頁)。20代で独創発見できないというが、大器晩成でアラフォーでも可能(41頁)というのは中年にも勇気と希望を与える。学問はどの学者にとっても、人間としての存在の全体と深くかかわりあっているものだ(1971年、57頁)。1人の研究者は3,40年に1,2度成功するだけで 十分(114頁)。

  • トムトム さん

    日本初のノーベル賞受賞者。科学の人が何を感じて何を思うかを、堅苦しくない言葉で綴ったエッセイです。とても良い人だったという印象を受けました。ちょっと賢いぐらいではなくすごく賢い人になれば、人柄もついてくるのかなぁ。アインシュタイン、シュレーディンガー、ボーアなど、有名な人たちと同じ時代を生きた湯川先生。直接会ったお話などを読むと、不思議な感じがします。1966年のノーベル平和賞の候補者に推薦されていたと後から知り、ますます尊敬です。

  • 金吾 さん

    小さい頃伝記で読みました湯川秀樹さんのエッセイです。物理の話なのでむずかしいかなと思いながら読みましたが、わかりやすく書かれていました。また謙虚かつ真摯な人間だったのだろうなと感じました。アインシュタインとの関係がわかる第1章も良かったですが、より内面がかいまみえる第2章が面白かったです。

  • タカヒロ さん

    文章には人となりが表れるように思います。 湯川さんは思慮深く、優しい人ではないかと勝手に思いました。

  • ハチ さん

    湯川秀樹博士のエッセイ、初読み。理論物理学の道を歩む綺羅星のごとき人々との触れ合いを垣間見れ贅沢な第1章。また全体を通して静謐で確かな思索が散りばめられてあり、生き方やモノの見方が静かに強く描かれてい、よい読者となった。凄まじい人物だ。

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