文豪ミステリー傑作選

夏目漱石

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309401164
ISBN 10 : 4309401163
フォーマット
出版社
発行年月
1985年05月
日本
追加情報
:
274p;15

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読書メーターレビュー

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  • あつひめ さん

    日本文学の代表的な文豪が勢ぞろい。普段なかなかこれだけの作家さんを一度に読む機会が無いので得した気分。時代が時代だけに表現もまどろっこしい物言いや思わせぶりなところもあるけど、それが「時代」というものなんだろうなと感じた。現代の作家さんが数十年後日本を代表する作家として同じようなアンソロジーが組まれたら誰が居るだろう。小説はその時代を色濃く残す生きた世界のような気がする。それぞれの作家さんの代表作しか読んだことがなかったので知らない部分を垣間見た気がした。日本文学史に残る作品をもっと読んでみたい。

  • Kouro-hou さん

    名だたる純文学の文豪の皆様のミステリー(っぽい作品の)アンソロジー。ただし夏目漱石や森鴎外など、まだミステリーどころか探偵小説の概念も日本に無かった頃の作品も多く、犯罪の解明は二の次で事件当事者、関係者達の心理を描写する小説が多い。個人的なお気に入りは泉鏡花「眉かくしの霊」、川端康成「それを見た人達」。森鴎外「魔睡」は今見るとエロとはとても言えないが、当時は宮内庁から怒られる程エロ扱いされたらしい。内田百閨uサラサーテの盤」は大好きなんですが、ミステリーなのかな??

  • aaboo さん

    谷崎潤一郎の「途上」が一番よかった。太宰治の「犯人」は既読だった。

  • 嫁宮 悠 さん

    名だたる文豪十名の十作。収録されている作品は現代で言うミステリではなく、ミステリアスな作品である点に留意。漱石に始まり、鴎外、志賀、芥川、谷崎、鏡花……と、錚々たる面々。神様勢揃いの感さえあるが、続けて読むことで、各文豪の作風や文体が際立ち、味わい深さもひとしおである。読書案内にも最適。お気に入りは三篇。殺人容疑をかけられた男の不可解な心理をスリリングに魅せる志賀直哉『范の犯罪』。幻想的で絢爛な世界観の泉鏡花『眉かくしの霊』。何者かに怯える一家の恐怖を、巧みな筋運びで浮き彫りにする三島由紀夫『復讐』。

  • あずき さん

    夏目漱石「趣味の遺伝」、森鴎外「魔睡」、志賀直哉「范の犯罪」、芥川龍之介「開化の殺人」、谷崎潤一郎「途上」、泉鏡花「眉かくしの霊」、川端康成「それを見た人達」、太宰治「犯人」、内田百閨uサラサーテの盤」、三島由紀夫「復讐」、以上10編。志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治、三島由紀夫の4つは既読。どれも、ひとむかし前の文体に慣れていない方には少々難しいかもしれない。現代語になおされてはいるが、この河出書房のはルビが少ないので読みにくいと思う。とかく、既読を抜くと個人的には、志賀直哉と内田百閧ェ印象的だった。

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人物・団体紹介

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夏目漱石

1867年、現在の新宿区生まれ。1890年、東京帝国大学文科大学英文科に入学。1895年から96年まで、『坊っちゃん』の舞台である松山中学校で教鞭を執る。1900年9月、イギリス留学出発。1905年、『吾輩は猫である』を俳句雑誌「ホトトギス」に連載。1907年、朝日新聞社に入社。以降、朝日新聞紙上に

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