僕って何 河出文庫

三田誠広

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309400013
ISBN 10 : 4309400019
フォーマット
出版社
発行年月
1980年06月
日本
追加情報
:
193p;15

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読書メーターレビュー

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  • mm さん

    作者は高校生の時に、「Mの世界」でデビューしてたらしい。田舎のお坊ちゃんが東京の大学にきて、友人も居場所も見つからないまま、学生紛争に巻き込まれる。主義も主張もないまま、セクト争いに嫌気がさして、僕って何と街をさまよう僕。僕の存在の拠り所は、思想ではなく、たまたまのごとく同棲することになった女の子にたどり着くのよねー。これってこの時代あるあるなんだと思うけど、母親を振り切ったつもりで、また、女ってどーよ?ちよっと、しっかりしなはれやと言いたくなる話。学生紛争の内幕は、面白かったな。もっと聞きたい。

  • スズキパル さん

    当然フィクションではあるわけなんだが、学生運動華やかなりし頃の大学と、田舎から上京してきた学生の孤独感や戸惑いなんかは、実に「ホンモノ」っぽさを感じた。デモに参加して一体感に酔いしれたかと思えば、家ゲバや人間関係のもつれに苦しめられる主人公。学生運動も下火になり、変な宗教に引っ掛けられる話もあまり聞かない今日だが、大学生としての私にも共感できる点も多かった気がする。

  • はこぶね さん

    冒頭の孤独感はネットもない時代だからなるほどと思い、学生運動に足を突っ込むようになったのも納得。とはいえ悩みを抱えているといいつつどこまでも幼い思考に、ボンボンじゃん…としか思えなかった。学生運動の内容はどの派閥も矛盾が多かった。学費がもったいない…

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人物・団体紹介

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三田誠広

1948年、大阪生まれ。早稲田大学文学部卒業。77年『僕って何』で芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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