東京タイムスリップ1984⇔2021

善本喜一郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309291420
ISBN 10 : 4309291422
フォーマット
出版社
発行年月
2021年05月
日本
追加情報
:
128p;19X21

内容詳細

目次 : 1 新宿(新宿駅東南口1984/ 新宿駅東南口2020/ 新宿駅東南口1984 ほか)/ 2 渋谷(渋谷駅ハチ公前広場1984/ 渋谷駅ハチ公前広場2021/ 渋谷駅西口1984 ほか)/ 3 五反田・新橋・有楽町・銀座・日比谷・東京・上野・浅草・秋葉原・御茶ノ水・池袋・赤坂・代々木(五反田・山手線1984/ 五反田・山手線2020/ 五反田・池上線ガード下1984 ほか)

【著者紹介】
善本喜一郎 : 1960年生まれ。東京写真専門学校で森山大道、深瀬昌久に学ぶ。1983年、平凡パンチ(マガジンハウス)特約フォトグラファーとなり、取材からグラビアとあらゆるものを撮影した。ターザン、ブルータス、ポパイ、リラックス各紙で特集やタイアップ広告を数多く撮影した。2001年に広告写真家としての登龍門「年鑑 日本の広告写真」に北島康介Arena2002広告で入選(以後3期連続入選)を機に公益社団法人日本広告写真家協会会員となる。現在は同協会専務理事、一般社団法人日本写真著作権協会理事を務める。2008年より宣伝会議「編集・ライター養成講座」で編集者やライター、「フォトディレクション基礎講座」で企業の広報担当者に写真の基礎を教えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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著者というか撮影者の善本喜一郎は1980年代...

投稿日:2021/07/11 (日)

著者というか撮影者の善本喜一郎は1980年代にマガジンハウスで写真を撮り始めた人。自分の方が年下だけれど、この頃には既にある程度都内は見知っているくらい。まぁ、ゴールデン街とかは知りませんけれどね。これを見ていると、ああ、確かに昔はこうだったよね、と思い出すこともあり、そうだったのか、と思うこともある。年齢的にはどうしてもそういう見方になってしまうのは仕方ない。そうだよな、新宿にはさくらやがあったよな、とか、むしろあの換気塔今は蔦で覆われてるのか?とか。その一方では、むしろ変わらないなぁと思うところも多かったり。代々木駅脇の貨物線の踏切なんて何も変わってないなぁと思ったり。それはお茶の水から秋葉原界隈の神田川の景色もそうだろう。周りは激変していても、変わらないところも多い。それは、激変したと思われている渋谷駅周辺だってそうで、例えば東西両方のバスターミナル周りだって、大きく変わったようで、実は構造はちっとも変わっていないのだ。むしろ、東京全般には高層ビルなどの建物が凄く増えたから大きく変わったように感じているだけで、構造までは大きく変わってはいないのかも知れない。そんなことを改めて思わせてくれる写真集。東京に何某かの興味を持っている人ならば、昔を知っていようといまいと、楽しめるのではないだろうか。もしこの写真集のアイディアに不満があるとするならば、ごく個人的な感想として、この更に37年後の姿を、私が見るのは難しいのだろうなぁ、ということだろうか。

Verdi さん | 神奈川県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    1984年は、私が上京した年なので、興味を持ち読みました。37年前で懐かしい感じですが、新宿なんかはあまり変わっていない雰囲気です。どうせなら激変した六本木、品川、大崎あたりに焦点を絞った方が良かったのではないでしょうか? https://kiichiroyoshimoto.jp/

  • 真香@ゆるゆるペース さん

    図書館本。1984年と2021年に新宿、渋谷、銀座など東京の同じ場所で同じアングルから撮った写真集。37年間でどのように様変わりしたのか、今昔が対比できるようになっている。ここまで変わったのかという景色もあれば、今もそんなに変わっていない景色もあり、東京出身でない自分でも興味深く楽しめた。ただ、1984年は既にカラー写真が普及していたはずなので、個人的には白黒ではなく、カラーで見てみたかったかも。その方が、当時の空気感や匂いがよりリアルに伝わってきてた気がするので。

  • きみたけ さん

    ちょっと息抜き😅 新宿・渋谷・上野など東京各所の37年前の写真と今現在の写真を並べてタイムスリップを体験できる一冊。ただ写真を並べることなく、カメラアングル・構図・季節や時間などを工夫しており「定点観測写真」としての完成度の高さが伺えます。新宿東口交差点の「ワシントン靴店」が「ABCマート」に、「カメラのさくらや」が「ビックカメラ」に変わっているのが面白いところ。昔ながらの居酒屋や看板が残っていると何だかほっこりしますね😆

  • まちゃ さん

    1984年の東京と現在の東京を同位置から撮影したものを並べた写真集。1984年が白黒で現在がカラー。コロナ禍を反映して現在の写真は人々がマスク姿、人出も少なめ。大きく変わった風景も、それほど変わっていない風景もありました。看板などの街の雰囲気は、1984年が猥雑でエネルギッシュ、現在が小綺麗な印象(少なくとも上辺は)。新宿駅東南口やタカシマヤ辺りはだいぶ整備されてますね。代々木八幡踏切は、1984年 LSE7000形、2021年 VSE50000形と小田急ロマンスカーを同じアングルで撮影していて面白い。

  • keroppi さん

    1984年と2021年の東京の街並を同位置で撮影している。1984年というと、すでに就職し、この街で暮していたのだが、すでに記憶の彼方に飛んで行っているところもある。これくらい街は変貌を遂げているし、自分も変わってしまったということか。今日、紀伊國屋書店地下のカレー屋さん「モンスナック」が7/15閉店の事実も知り、少し感傷気味になっている。さらに変化は続いているのだ。現在の写真がコロナ禍ということもあり、1984年より寂しげに感じてしまう。この2021年の写真も懐かしむような賑わう未来が訪れることを願う。

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善本喜一郎

1960年生まれ。東京写真専門学校で森山大道、深瀬昌久に学ぶ。1983年、平凡パンチ(マガジンハウス)特約フォトグラファーとなり、取材からグラビアとあらゆるものを撮影した。ターザン、ブルータス、ポパイ、リラックス各紙で特集やタイアップ広告を数多く撮影した。2001年に広告写真家としての登竜門、「年鑑

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