わたしの身体はままならない “障害者のリアルに迫るゼミ”特別講義

熊谷晋一郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309290935
ISBN 10 : 4309290930
フォーマット
出版社
発行年月
2020年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
251p;19

内容詳細

絶好調じゃなくても、なんとかやっていける―。東大、京大、早大、東工大…全国8大学で行われた、当事者による人気講義。

目次 : 1 わたしの旅(性と生のあわいで/ 液状化した世界の歩きかた/ パーフェクト/ 障害者と家族の幸福について/ リアルゼミと私(1)弟を撮る、自分を見つめる)/ 2 イバラの道にもバラは咲く(砂袋を浮き袋に/ 仮面の下の「性のリアル」/ 一緒に症状を面白がってほしい/ 信頼の風土/ 対談「相模原事件」と私たち/ リアルゼミと私(2)ある隣人として)/ 3 明日もサバイバル(薬物なしの新しい生き方/ 僕がこの世界にいる意味を探し続ける/ どうぞご自由に/ 路上生活から見えること 2009年〜2020年)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • どんぐり さん

    〈障害者のリアルに迫るゼミ〉の15の講義録。登壇するのは、聴覚障害者、ホームレスの女性、LGBTの性的マノリティ、ダルクに通う元薬物依存者、多重人格やレビー症型認知症の人、さらに彼らを支えるNPO法人や研究者など。障害者といっても様々で、ままならない身体も一様でない。自分の身体とうまく折り合いがつかない当事者たちの語りに、まずは耳を傾けてみよう。「性の同一性というよりは。自分の同一性が問題だった。どこまでも「他人」で自分のものとは思えなかった自分を、手術を経て「私に近い存在」として感じられるようになり、→

  • けんとまん1007 さん

    自分自身、自分の身体やこころ・思考がままならないことがある。もちろん、それとは視点が違うかもしれないが、それを認識するところからだと考えている。人は人の数だけいろいろあるし、違うし、だからこそ存在しているのだと思う。今、一番印象に残っているのが、信頼と安全ということ。相手に委ねる部分があるのかどうか、予想できないことを受け入れるのかどうか、大きな違いだ。改めて、安心・安全ということ、信頼ということを考えなおす大切さを思う。

  • ネギっ子gen さん

    【こんなふうに生きてるよ】東京芸術大学が全国8大学と提携し、障害のある当事者、社会的マイノリティの支援に取り組む組織や専門家を招き対話型ゼミが開催された。その講義を元に新たな寄稿を加え、書籍化したもの。<ひとりの人間が持つ視界には限りがあり、世界の見え方も多層だったり分断されていたり、食い違ったりします。この国の姿、隣人のこと、少し未来の自分すらおぼつかない、心もとない、ままならない……でもそんな、ないない尽くしのフィールドに立って、独自の手段でぐいぐいと進む――そんな15人のレポートが本書です>。⇒

  • hnzwd さん

    障害等の問題に直面したことのある方のエッセイ。どうしたか、というよりはどうすることもできなかった、と受け入れるまでの話が多めでしょうか。相模原事件の受け止めとか、マイノリティの人の話はあまり触れた事が無かったので、興味深く読みました。

  • ヘジン さん

    さまざまなタイプの「障害」の当事者や家族のそれぞれのリアルに触れた。自分の想像が及んでおらず、まったく知らないことも多かった。どの話が印象深いかというと、全部。自分の感想が、社会がどう変わったか確かめるために、何年か後に再読したい。広く読まれてほしい。わたしの身体がままならないのは、努力不足のせいじゃない。

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