装飾の神話学

鶴岡真弓

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309264417
ISBN 10 : 4309264417
フォーマット
出版社
発行年月
2000年12月
日本
追加情報
:
20cm,248p

内容詳細

ペイズリー、龍、星…。様々なモチーフを読み解き、装飾美術を生み出したヨーロッパの精神文化をたどるスリリングな論考。カラー図版多数。

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読書メーターレビュー

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  • しろきいろ さん

    図書館。面白い…この先生文章が上手で軽妙ですごく分かりやすいので他著も読まないとという気持ち。装飾と神話、なるほど。装飾はただの飾りではなく隙間を埋めるに止まらず、神話やそれ以前の人間の精神世界に分け入っていくようなシンボリズムに満ちていてそこにさりげなくあるだけで秩序を震わせる。ちょっと恐ろしい。古くからある動植物のモチーフ、はたまた曲線そのものが持つ豊かな意味の世界を身近に感じてとても楽しい

  • miloumogu さん

    「人間は有限の存在であるがゆえ、それを『超えた』無限に憧れ」る「私であるものと私でないものとの『はざま』を生きるスリリングな生きもの」であり、人間・現実・現在を超えた「神々」「動植物」「怪物」などを「装飾/文様」にして思いを託す・・・前書きをじっくり読み図版が豊富な本編を味わうことで、神話の世界をより現在とつながりを深めながら読むことが出来た。

  • 右脳 さん

    アイルランド留学の際に訪問した「国立装飾美術館」"National Museum of Decorative Arts & History"で目にした聖遺物から生活用品まで人を取り囲む物々に施された装飾。何気なく目にしながらそのカタチが表すものを気に留めてこなかったことに気付かされてからいつか勉強しようと思っていた。本書はこの知識欲に応える絶好の一冊だった。ケルズの書に代表される宗教的意義を持つ装飾から植物・動物をモチーフとした身近な装飾まで、その歴史と創りあげた人々が装飾に込めた願いを説いてくれる。

  • nubonba さん

    良著

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鶴岡真弓

芸術文明史家。多摩美術大学芸術人類学研究所所長、教授。ケルト芸術文化・ユーロ=アジア諸民族「生命デザイン」を追跡中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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