河出書房新社編集部

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浮世絵師たちが描いた明治の風俗

河出書房新社編集部

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309256047
ISBN 10 : 430925604X
フォーマット
出版社
発行年月
2018年06月
日本
追加情報
:
112p;26

内容詳細

「江戸」を描いてきた絵師たちに「明治」はどう見えたのか―。黒船来航、外国人居留地、鉄道開通、富岡製糸場、内国勧業博覧会、鹿鳴館、大日本帝国憲法発布…東京名所、ファッション、ヘアスタイル、遊び、学校、歌舞伎、相撲、競馬、サーカス、そしてスキャンダル…。オールカラー。眼で楽しむ文明開化。

目次 : 黒船来航、異国文化がやってきた―わずか四隻のアメリカ艦隊が日本をゆさぶり、幕末の歴史が動いた/ 横浜開港―一寒村だった横浜村は、急速に都市へと変貌を遂げていった/ 変わりゆく横浜―横浜海岸外国館、多くの外国人や西洋建築などが人目を奪った/ 駅、そして天主堂―繁栄する街へ見物客も絶えなかった/ にぎわう大通り/ イギリス・フランス、海外の様子/ 外国人の愉しみ―外国の官吏や商人らは居留地に住んだ。そこはいわば日本の中の異国であった/ 西洋文明の威力、陸蒸気―鉄道開通、蒸気機関車を一目見ようとする人たちで沿線はあふれかえった/ 六郷川を渡る蒸気車/ 横浜海岸鉄道がゆく〔ほか〕

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • がらくたどん さん

    こちらもブックフェア。古書店さんの参加があり良品を嬉しい価格で。こういう、時代が入り合って文化がマーブル状になる時期が大好き。明治20年代の帝国議会風景とか面白い。赤服スキンヘッド(火薬商)・長髪(女郎屋代表)・ちょんまげ(儒者)が紛れている。「三異風」ですって。誰か小噺書かないかな。一番のお目当ては既にご感想にも挙がっていたが東京日々新聞の新聞錦絵。下世話な三面記事を壮麗な錦絵で読ませる。天使が捧げる西洋風のタイトル意匠の下にクズ男母娘とまさかの密通とかいう記事とスクープ画が配されている。オモロイ♪

  • 山口 さん

    最終盤、8ページだけだったけど、東京日々新聞の、新聞錦絵・明治のスキャンダルが、とても興味深かった。あと、赤が濃いぃ。

  • 鯖 さん

    箱根の早雲寺を訪れて、抹茶いただいた時に掛け軸が明治の浮世絵で蒸気機関車が煙りをたなびかせて走ってて、驚いたことを思い出す。顔は江戸時代の浮世絵のあの顔なんだけど、お洋服着てて、色は北斎ブルーで有名な青ベロよりも輸入された染料による赤が目立つ。明治12年に描かれた「徳川家累代御台所図」とか江戸だったらさすがに無理なやつだもんな。これも真っ赤。ヤッスの奥方は駿河御前って書かれてるんだけど、築山殿のことだよなあ…。

  • ののまる さん

    江戸の浮世絵師たちがみた明治の文明開化なので、和洋折衷画がおもしろいけども、当時入ってきた赤色のこれでもかの使用がすごい目に痛いw

  • はちがみっつ さん

    明治に入ってからの浮世絵の変遷をオールカラーで。青や赤の色が外国から入ってきた影響もあり、絵の色彩が鮮やかになった分、風情がなくなってというか。 東京日日新聞は外せない。これを題材にした小説があったような。その後の衰退は知っていたが、理由は知らなかったので驚いた。ま、絵とニュースのギャップが大きくいかにも明治の瓦版だった。

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