関ヶ原の合戦はなかった 最新学説からわかった、驚愕の一部始終とは?

乃至正彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309248608
ISBN 10 : 4309248608
フォーマット
出版社
発行年月
2018年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
272p;19

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読書メーターレビュー

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  • ポチ さん

    真偽の程はともかく「う〜ん、あり得るかも」と思えてしまう、一次史料を基にした解釈。事実は時間が経つに従い、よりドラマチックに書き換えられていくものなのか⁈今後の研究結果が楽しみです。

  • buchipanda3 さん

    一次史料(当時の人の手記や手紙など)を元に関ヶ原の合戦を再検証した本。きっかけは先日読んだ「宇喜多の楽土」で新説に興味が湧いたため。一つ一つ検証を読み進めると、従来の説と違った一面が浮かび上がってくるという、まるでミステリを読んでいるかのような興奮を覚えた。そしてドラマでよく見られる有名な場面はことごとく消えていく。直江状の真贋分析、さらには景勝の決断。家康と三成の関係、そして西軍の実質的な采配者などなど。自分では信憑性の判断は出来ないが、従来に固執せず柔軟な考えを持つという観点で面白く読めた。

  • 六点 さん

    最近頓に増えた「江戸時代に入って書かれた二次史料を極力排除し、一次史料を元に再検討した」本である。正確には「我々が今まで思っていたような『関ヶ原の合戦はなかった』」とのことで、ぬこ田のような歴史好きの素人にも読みやすく、90年代以降に進展した歴史研究の成果をまとめ、その上で当時の大名たちが行動したかを描いている。そこで描かれているのは、霧と泥の中をもがきながら進む必死の男達の夢と意地と野心の群像劇である。この本で司馬遼太郎の物語は死んだ。しかし、その物語が不在となった地を、研究者達が進む事になるのだ。

  • サケ太 さん

    これは本当に凄い。今まで作られていた“関ヶ原の戦い”というイメージ。徳川家康、石田三成、毛利輝元などのキャラクター。その全てがガツン、と壊されていく。通説のほとんどは江戸時代や小説で創られたものであり、一次資料で明かされる史実の本当の姿に驚愕しっぱなし。これはうまく整理できない。結果に大きな違いがあるわけではない。しかし、過程やそのときの人物の行動原理、考え方に大きな差異があるのは、本当にどうしてなんだ。特に大谷吉継。なんなんだよ。酒飲んでたのかよ。しかも、戦に結構積極的だったのか。

  • はるわか さん

    西軍とは毛利家を公儀として支持する勢力。首謀者は毛利輝元、安国寺恵瓊。毛利の政変:毛利輝元、元康による大坂城占拠。西軍の最高指揮官は増田長盛、美濃方面の総大将は長束正家。大谷吉継、石田三成は抱き込まれただけ。毛利家の筆頭家老 吉川広家は輝元の天下取りに反対、家康と和議(降伏)交渉。徳川家康は毛利家との対立を望まず、事態を石田大谷の反乱と扱うことにより毛利輝元を首謀者扱いせず。いわゆる関ヶ原合戦の前日に首謀者毛利家は東軍(徳川方)に降伏。東軍の小早川家は松尾山を占拠。

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