山一證券復活を目論む男の人財力

１９９７年、山一證券が廃業を発表した。まさに寝耳に水。声を失う現実を前にしてトップ営業マンがとった行動とは？職を失い茫然自失の仲間たちを助けながら、人材会社を設立、さらに山一證券の復活をめざす。幾重もの危機を超克し、夢を実現しようとする男のケタ外れの「人財力」。その秘密を明かす！

目次 : 序章　巨大企業が消えた―日本が震撼した日、最前線では何が起きていたか/ １章　左遷から頂上へ―どん底の支社をトップにのし上げた、私の方法/ ２章　そして「縁」だけが残った―廃業後に待ち受けていた、まさかの苦難/ ３章　人をつなげる喜び―人材業界に移って見えた、仕事と人生の真理/ ４章　得難い教訓を活かす―山一が１００年続いた理由、滅んだ理由に学ぶ/ ５章　「人脈」ではなく「縁」―私はこうして「縁」を「人財力」に変えてきた/ ６章　山一復活の日―「人財」を活かせる“新生山一”だけにできること

【著者紹介】
永野修身 : １９５８年、東京都生まれ。マーキュリースタッフィング社長。法政大学経済学部卒業後、８２年、山一證券入社。営業マンとしてすぐに頭角をあらわし、社長表彰受賞者の常連となる。９０年には『日経ベンチャー』誌で、預かり総資産約１００億円の「トップ営業マン」として紹介される。千葉支店副支店長を務めていた９７年、山一證券が自主廃業を発表すると、部下・同僚の再就職に奔走し、全員の再就職を見届けて退社。メリルリンチ日本証券、パソナなどを経て、２００３年、金融業界専門の人材サービス会社・マーキュリースタッフィングを設立、代表取締役に就任（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

永野修身

１９５８年、東京都生まれ。マーキュリースタッフィング社長。法政大学経済学部卒業後、８２年、山一證券入社。営業マンとしてすぐに頭角をあらわし、社長表彰受賞者の常連となる。９０年には『日経ベンチャー』誌で、預かり総資産約１００億円の「トップ営業マン」として紹介される。千葉支店副支店長を務めていた９７年、

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