国歌斉唱 「君が代」と世界の国歌はどう違う?

新保信長

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309245195
ISBN 10 : 4309245196
フォーマット
出版社
発行年月
2010年05月
日本
追加情報
:
19cm,225p

内容詳細

アメリカ、フランス、ドイツ、中国、韓国など、世界20カ国の国歌を通じて、「君が代」のあり方、そして、国歌=国家のあり方を見つめ直す。肩ひじ張らない“やわらかめ”のニッポン論。

【著者紹介】
新保信長 : 1964年大阪生まれ。東京大学文学部心理学科卒。流しの編集者&ライター。タイガースファン。『SPA!』などの雑誌に携わりつつ、単行本やムックの編集・執筆を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 姉勤 さん

    連日のW杯の視聴と寝不足に書見も進まず。普段よりナショナリズムが高揚し、いやが上でも国歌に注目が集まる4年に一度。同調圧力が大っ嫌いな人にも気軽に読めるライト(右にあらず)な内容。各国の国歌をくだけた訳で紹介し、それぞれの国の成り立ちと国歌の内容の関連性、国民の気分を紹介。君主制と共和制、革命や独立、多民族国歌と宗教。日本の国歌との比較が面白い。後半は「君が代」を好む気分、嫌悪する気分。歌詞の妥当性と愛される国歌なるものを提示するでもなく。各自の気分に任せる。

  • 遊々亭おさる さん

    世界の国歌事情を解説しながら日本人にとっての国歌の在り方をゆる〜く考察した本。卒業式で国歌を歌うのは世界の常識と思っていたら、この本によれば歌わない国もけっこう多いのだとか。まぁ卒業式や入学式といったセレモニーがない国もあるそうなので一概には言えないが、思い込み(無知?)って怖い。国歌を考えると愛国心とは何ぞや?ということに行き着く。愛国心を風土や文化そして人を愛することと定義すると、君が代の元ネタである古今和歌集で歌われた意味に立ち返れば左翼の皆さんも、目くじらをたてなくてもいいのではと思うのだけど…。

  • yuk0 さん

    色々な議論があるだけに、本書後半を占める新聞投書欄引用の「君が代論」は愉快、不愉快があるかもしれないが、20か国の国々の国歌が納められている点は、とても興味深い。その日本語の口語訳が微妙かもしれないが(少なくとも私は)、アフガンやイスラエル、チェコをはじめ・・・国歌・国家事情も含め、他国の国歌はとても興味深い。W杯の国歌斉唱、日本だけじゃなく、他の国のチームの口元が気になること必至ですね。

  • lily さん

    世界の国歌と君が代の解説が分かりやすく書かれている。傾向として、発展途上国は国歌に愛着を持ち、先進国はそうでもないというイメージ。独立への思いが新鮮であるほど国歌斉唱に反映されるのだろう。君が代について、国旗国歌法に尊重を掲げた幻の3条があったこと、「君」が日本国と天皇を示すことが政府の統一見解であることなど勉強になった。意外だったのは、国歌斉唱が義務の国が多くないこと。日本でもあまりガチガチに考えなくても良いのかも。少なくとも卒業式で生徒に回れ右させたり、声量調査させたりすることは異常だと思わなければ。

  • haruko さん

    何故か日本人は「国」と名のつく物が苦手だ。 戦後の自虐教育の国民への浸透はお見事と言うほかは無い。 国旗、国家、愛国心、すべて後ろめたいもの、と位置付けられた。 君が代についての議論など、何となくおおっ広げには語られなかった。 堂々と何のためらいも無くこの本を出した新保氏はやはりただ者ではない。 苦虫噛み潰したような顔で語るのではなく、あっけらかんと書かれたこの「国歌斉唱」私は手拍手でもって大歓迎である。右だとか左だとか、顔をしかめて他人の様子を伺うようにしてしか語れない国歌なんておかしい。

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新保信長

1964年大阪生まれ。東京大学文学部心理学科卒。流しの編集者&ライター。「南信長」名義ではマンガ解説者として活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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