異界歴程

前田速夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309226590
ISBN 10 : 4309226590
フォーマット
出版社
発行年月
2016年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
335p;20

内容詳細

白山信仰の謎を追って、「余多歩き」は始まった。―なぜ、小泉八雲は、松江で大黒舞をみて異様に感動したのか。モガリを営んでいた古代「遊部」一族は、どこに消えたのか。…被差別の中に封印されつつ、歴史と民俗の闇の中で光を発した日本文化の地下水脈を探る、著者の記念すべき代表作の復刊決定版!

目次 : 第1話 山の者のバラード―島根県松江市/ 第2話 ネズミの話―長野県埴科郡坂城町南條鼠/ 第3話 青ヶ島の新神―東京都八丈支庁青ヶ島村/ 第4話 白太夫の家―愛知県岡崎市菅生/ 第5話 南海の平家伝説―鹿児島県名瀬市浦上/ 第6話 魔法の谷―岐阜県吉城郡上宝村双六/ 第7話 影の一族―奈良県北葛城郡新庄町笛吹ほか/ 第8話 マラーノ来日―大分県大分市顕徳町

【著者紹介】
前田速夫 : 1944年、疎開先の福井県勝山に生まれる。東京大学文学部英米文学科卒業。68年、新潮社入社。文芸雑誌「新潮」に配属される。78年、新潮文庫編集部へ異動。87年より白山信仰ほかの研究を目的に「白山の会」を結成、月一回勉強会をもつ。94年、「新潮」編集部に復帰し、翌年より2003年まで編集長を務める。2004年、『異界歴程』につづき、『余多歩き―菊池山哉の人と学問』(晶文社)を刊行し、読売文学賞(評論・伝記部門)を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • takao さん

    ふむ

  • Junko Yamamoto さん

    負の場所を巡る。 古代の葬送に携わった人が差別されるようになる仮説である。正しいかどうかはわからないが、面白い視点ではある。

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