ヒルコ 棄てられた謎の神

戸矢学

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309226118
ISBN 10 : 4309226116
フォーマット
出版社
発行年月
2014年04月
日本
追加情報
:
201p;20

内容詳細

イザナギ・イザナミの第一子で、アマテラス・ツクヨミ・スサノヲの兄であるのに、なぜヒルコは障害をもって生まれ、葦船に乗せられ、棄てられねばならなかったのか?海人族、姫姓、ヒルメ、エビス神、呉太白、陳大王、夫差、ニウツヒメ、銅鐸祭祀、アメノミナカヌシ、徐福伝説、ニギハヤヒ…そしてスサノヲからヒルコの正体に迫る。『先代旧事本紀』の価値に注目し、神武以前のもう一つの建国神話を読み解く。

目次 : 第1章 流された神・ヒルコの謎―漂着神話に由来するエビスと隼人/ 第2章 太陽の化身・オオヒルメの謎―海人族が奉戴した八幡神の母/ 第3章 「丹」をつかさどる神・ワカヒルメの謎―銅鐸は紀氏一族の祭器か/ 第4章 北極星となった神・アメノミナカヌシの謎―呉太伯伝説は海を越えて/ 第5章 降臨する現人神・スサノヲの謎―渡来神話が示す歴史的事実/ 増補最終章 その後のヒルコ―「蓬莱山」をめざして

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • suzuki hirokazu さん

    イザナギ・イザナミの第一子でありながら、不具の子として棄てられたヒルコ。ヒルコは何を意味しているのか。少ない手がかりを基に、色々と妄想していくロマンあふれるストーリー。

  • あんこ さん

    神道では人はみな死ぬと神になる。ならば、神も生前は人だったのでは?という仮説をもとに日本人、皇室のルーツを探す。これが面白かった。仮説の上に仮説を重ねていて、また時代的に物証も乏しいから推測の域を出ないんだけども、遠いご先祖がはるか彼方からやってきたと思うとワクワクする。

  • Junko Yamamoto さん

    テーマはいつも面白いが、、、全て推測の域を出ない。

  • オクタゴン さん

    流し読み。ほとんど記紀は知らないけど興味があったヒルコ。この考証が妥当なのかわからないけど、なんか思てた内容と違った本だった。

  • ミヤモト マサシ さん

    ほんの少ししか出てこない、ヒルコの謎に迫る。本書では、ヒルコ単体では見ずに、神話物語内の役割の系譜から、ヒルコの素性を考察する。追求は、海の外・記紀両神話、先代旧事本記など、地理的、資料的枠を越えて行われ、エキサイティングである。 時折、結論に至るのに説明が足りない気もする。 「〜〜の対比が成り立つ」など出てくるが、前段の文章がそれを説明できていない気がすることもしばしば。 ただ、ヒルコをタイトルに一書を書く挑戦さ自体が評価できる。

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戸矢学

1953年、埼玉県生まれ。國學院大学文学部神道学科卒。専門は、神道・陰陽道・地理風水・古代史研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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