なつかしい話 歴史と風土の民俗学

宮本常一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309224701
ISBN 10 : 4309224709
フォーマット
出版社
発行年月
2007年09月
日本
追加情報
:
20cm,279p

内容詳細

今年生誕100年を迎える民俗学者・宮本常一の最新対談集。古代の海人族の活躍、中世の「座」の意義、柳田没後の民俗学の可能性、昔話や民話の魅力など、失われた日本の豊かさを話芸の達人が存分に語る。

【著者紹介】
宮本常一 : 1907年、山口県周防大島生まれ。民俗学者。大阪府立天王寺師範学校卒業。大阪で小学校教諭を務めた後、渋沢敬三主宰のアチック・ミュージアムに所属。武蔵野美術大学教授、日本常民文化研究所理事、日本観光文化研究所所長なども務めた。文学博士。1981年没。著書に、『日本の離島』(日本エッセイストクラブ賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • かわかみ さん

    旅する民俗学者と言われた宮本常一が和歌森太郎をはじめとする、史学者、民俗学者、作家等の著名人と交わした対話集(一部、対話の形に編集されたものもある)。柳田國男の方法論の限界を踏まえながら独自にツボをおさえたフィールドワークによって、文字に残らなかった歴史を復元した宮本であるが、対話によって引き出された知見の豊かさに感嘆する。彼の民俗学の知見は現代のわれわれにも承継されている発想や行動の源を指し示している。と同時に近代化によって失われつつあるものに警鐘を鳴らすのであった。

  • 徳島の迷人 さん

    雑誌等の紙面で行われた宮本常一と様々な人との対談録。話題は様々。「文化を複合させるエネルギーの追求」、今も昔も人は単純に内気に生きてるわけじゃない。「昔ばなしの喪失、それは自前の喪失ではないか。皆がお仕着せの中に埋まって生きているのでは」、宮本が16で青年会の会計を行い25の人にも指示をしていたことなど、人の自主自律性の話が記憶に残る。大人であれば全員「大人」、子供であれば全員「子供」、役の中では皆平等?

  • じょういち さん

    色んな分野の人との対談集。宮本らしい視点が多岐に渡り繰り広げられる。タイトルはもう少し何かあったと思う。

  • カネコ さん

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人物・団体紹介

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宮本常一

1907年(明治40)〜1981年(昭和56)。山口県周防大島に生まれる。柳田國男の「旅と伝説」を手にしたことがきっかけとなり、柳田國男、澁澤敬三という生涯の師に出会い、民俗学者への道を歩み始める。1939年(昭和14)、澁澤の主宰するアチック・ミューゼアムの所員となり、五七歳で武蔵野美術大学に奉職

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