地球礁

R・A・ラファティ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309203645
ISBN 10 : 4309203647
フォーマット
出版社
発行年月
2002年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,257p

内容詳細

宇宙一大胆不敵なデュランティ一家の子どもたちが座礁したのは、全宇宙でもっともさもしい世界・地球。アイルランドの大ボラ吹きの血と頑迷なまでのカソリックの信仰が生み出した奇想天外な長編ほら話。

【著者紹介】
R・A・ラファティ : 1914年11月7日アイオワ州生まれのアイルランド系アメリカ人。45歳のとき突如小説を書きはじめ、1960年にSF雑誌にデビュー作を発表。以後1984年の休筆までに200編を超える短編を発表し、20冊以上の長編小説を書きあげた。1972年短編「素顔のユリーマ」でヒューゴー賞受賞。ほら話、奇想小説とでも呼ぶよりない独創的作風により熱狂的ファンをもつ、唯一無二の作家。2002年3月18日、オクラホマ州ブロークン・アローの養老院で死亡。享年87

柳下毅一郎 : 1963年生まれ。特殊翻訳家。映画評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    SFマガジン12月号の特集で衝撃を受けたラファティ。バガーハッハ詩を駆使して地球人や自分の親も奇想天外に殺戮しまくるブーガ族の子供達。なのに一見、無力な地球人が野卑で野蛮で、ブーカ族は地球病やリンチでどんどん、あっけなく、死んでいく。丸腰のチャールズ(ブーガ族)とライフルで武装したマーシャル(冷酷で野蛮な街の権力者である人間)を見ていたクロッカーやフィービーらの葛藤は人間ドラマの骨頂としか言いようがないです。そして影が薄いようでいて各エピソードに常に付き纏う、ジョン・バットの存在感も凄すぎる・・・。

  • ニミッツクラス さん

    02年(平成14年)の税抜1800円の河出単行本初版。16年に同社文庫化。“地球衝”だと思ってた。ラファティが68年に一気に3冊出した処女長編の一冊で、その事自体も凄いが、内容も大変シュール。昔々に地球へ居着いてしまった、生死の境があいまいなプーガ人(一代目は地球酔いと言う致死性の病気もある)。仲間も資金も異能も有るが、流民として世界を漂うデュランティ家はド田舎ロスト・ヘヴンに住み着く。先住民以外とは反りが合わず敵対的な混乱が生ずる。テキスト量は多くないので、暗黒童話だと思えば一気読みできる。★★★★☆☆

  • orange21 さん

    00年代に出た本にしては装丁怖すぎでは。ラファティ難しいなあ。こっち系のお話を楽しむ脳の筋力がないんですよ。魅力的な文章には違いないんだけど、人物の名前が憶えられないレベルで文章を読んでいて意味がなかなか頭に入ってこないんですよね。なんなんだろう。

  • gu さん

    小説の先祖帰り、しかしこんな先祖はいない、という感じ(なんだそりゃ)。これまでラファティの作品4冊の中では一番面白かった。

  • shuha さん

    なんと言ったら良いのか…地球人の言葉で書いてあることすら信じられない。

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人物・団体紹介

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R・A・ラファティ

1914年米国アイオワ州生まれ。電気技師を経て、1959年、44歳のときにデビュー。ユーモアと幻想の入り混じった不思議な短篇で注目を集める。1968年にはじめて長篇を発表。1972年には短篇「素顔のユリーマ」でヒューゴー賞を受賞した。2002年死去

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