チェシャ猫はどこへ行ったか ルイス・キャロルの写真術

桑原茂夫著

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309202600
ISBN 10 : 4309202608
フォーマット
出版社
発行年月
1996年04月
日本
追加情報
:
20cm,190p

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読書メーターレビュー

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  • Koichiro Minematsu さん

    図書館にて思わず手に取った本。なんで今さらアリス?不思議の国のアリスは今でも面白い。何故か? 理解に行きつけない世界があるからだろう。そのストーリーにある違和感が、本著では、こう理解することができた。 作者ルイス・キャロルの写真術が、彼の目を通してできた像が、彼の脳でビジュアル化された。それでできたお話が、ボートで語ったストーリー。それが、「不思議の国のアリス」 もちろん、たくさんの少女の像を収めていたが、主人公は7歳のアリス・リデルだろう。いやぁ〜、興味深い文献でした。

  • よもぎ さん

    タイトルと内容がしっくりこないけれど、『不思議の国のアリス』の著者ルイス・キャロルはすぐれた写真家でもあったことを紹介している(数学者でもあったのだからほんとうに多才な人だ)。部屋のサイズより大きくなって窮屈そうにしているアリスとか、この時代の写真機の構造を考えるとそんな発想が出てくるのもうなずけた。少女倒錯とかなんとか言われているキャロルだけど、写真術の腕前は評価すべきだと思う。この本をスマホでパシャパシャ写真が撮れる時代に読むと、不要になった技術のはかなさをつい考えてしまう。

  • 千賀葵 さん

    アリスが直面する不思議な出来事と、当時もてはやされていた写真術の一致による考察は面白かった。カメラの仕組み等はしっかり解説されていてもよくわからなかったが、望遠鏡の先に見える「今まで見たこともないような、それはそれはきれいな庭」は共感できた。ルイス・キャロルのナンセンスが生まれたきっかけの一端が理解できたような気がして、読んでよかったと思った。

  • ニョンブーチョッパー さん

    ★★★☆☆

  • halll さん

    高校生の頃、図書館で。「アリス」関係で検索して引っかかった

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人物・団体紹介

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桑原茂夫著

1943年、東京生まれ。編集スタジオ「カマル社」代表。1972年に『別冊現代詩手帖 ルイス・キャロル』を編集、日本におけるルイス・キャロル研究の先鞭をつけ、さらにムック『アリスの絵本』や沢渡朔写真集『少女アリス』の編集などを手掛け、アリス・ブームを起こす。その後も映画『アリス・イン・ワンダーランド』

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