レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ

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太陽は夜も輝く 神父セルギイ

レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309201542
ISBN 10 : 4309201547
フォーマット
出版社
発行年月
1990年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
138p;20X13

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読書メーターレビュー

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  • Shinya Fukuda さん

    神父セルゲイは立派な士官だったが結婚直前に婚約者を捨てて修道士になる。修道士としても優秀で次々に階級を上げていくが肉の誘惑に負けそうになることがある。一度は自分の指を斧で切り落とすことで誘惑から逃れたが、病に罹った商人の娘の誘惑から逃れられなかった。高い地位と人々の尊敬を捨てて嘗て自分が子供の頃馬鹿にしていた女に会いに行く。彼女は偉い神父に恐縮するがセルゲイは自分が来たことを伏せておくようにと言い残し巡礼に旅立つ。途中、パスポートを持っていない罪でシベリアに送られる。巻末の対談は映画を中心に語られる。

  • Miyoshi Hirotaka さん

    学業や仕事だけでなく、チェスやダンスまですべてに秀でる。ひとたび目標を定めるとたちどころにトップになる華麗な才能。その原動力は巨大な自尊心。それでも自分の力では越えられない壁に気づき、俗世を離れ僧侶になるが、禁欲に徹するほど肉欲は力を増し、脆いストイックさに苦しむ。ついには、聖者としての地位さえも捨て、神のしもべとして生きる求道者の物語。「光は闇に打ち勝つ」がテーマ。理想と現実のギャップに苦しむトルストイの心の葛藤を描いた作品ともいわれる。舞台をロシアからイタリアに変え1990年に伊・仏・独合作で映画化。

  • serene さん

    「太陽は夜も輝く」は映画のタイトルで、原題は「神父セルゲイ」。  欲望、名声、自尊心から解き放たれたいと願い、ひたすら修行の日々を生きた神父セルゲイ。  痛々しいまでに “神”を求めた男の物語。  巻末の沼野充義氏と島田雅彦氏の対談も面白かった。 

  • ロロミ さん

    これも映画観て本を読みました。随分前だけど、信仰とはとか崇高なるものとか美について考えたものでした。

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レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ

1828‐1910。ロシアの小説家。19世紀を代表する作家の一人。無政府主義的な社会活動家の側面をもち、徹底した反権力的な思索と行動、反ヨーロッパ的な非暴力主義は、インドのガンジー、日本の白樺派などにも影響を及ぼしている。活動は文学・政治を超えた宗教の世界にも及び、1901年に受けたロシア正教会破門

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