栄光へのノーサイド

増田久雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309028118
ISBN 10 : 430902811X
フォーマット
出版社
発行年月
2019年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
261p;19

内容詳細

戦火の時代、オーストラリアにブロウ・イデという日系人ラグビー選手がいた…1986年、クリスマスを前にメンフィスの宅配会社に奇妙な依頼があった。古いラグビーボールをオオイシという所在不明の日本人に届けてほしいというのだ。そのラグビーボールにはある若者をめぐる伝説が秘められていた―オーストラリア日系人ラガーの実話をもとにくり広げられる、誇り高き人々のドラマ。愛と平和の架け橋となった実話をもとに、シドニー、東京、メンフィスを舞台に時空をこえて展開する壮大な感動作。

目次 : 第1章 ノーザンの疾風/ 第2章 青春/ 第3章 トゥィケナムへの道/ 第4章 おれたちの聖地/ 第5章 戦場/ 第6章 バトゥ・リンタン/ 第7章 さくら&ジャカランダ/ 第8章 南太平洋の果てに/ 終章 栄光へのノーサイド

【著者紹介】
増田久雄 : 早大学院、早大政治経済学部卒業。在学中に石原裕次郎と出会い、大学卒業後石原プロモーションで映画製作に携わる。その後、石原プロの映画製作中止に伴い退社しフリーランスの映画プロデューサーとして活動を開始する。1976年、ドキュメンタリー映画『永遠なる武道』製作のために、自身の会社「プルミエ・インターナショナル」を設立し、次々と話題作を手がける。映画プロデュースの傍ら、映画・舞台の脚本も手がけ、渋谷パルコ劇場、池袋芸術劇場で演劇、ミュージカルも手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ナミのママ さん

    第二次世界大戦前のオーストリアのラグビーチーム『ワラビーズ』に実在した日系人をモデルにしたフィクション。少し前の時代のよく知らない国なので大丈夫か?と思いながら、大好きのラグビーが題材なので読んでみました。前半は小刻みに変わる時代と、想像しにくい情景にちょっと苦戦。中盤からは一気に面白くなり、特に試合場面が良かったです。個人的には1980年代の部分より、戦時下の場面をもっと読みたかったかな。

  • テクパパザンビア さん

    面白かった。ラグビーワールドカップ期間中にタイムリーな本だと楽しみにしたけど、何なのかなぁ…。無理がある、戦争を美化してるように思う。ラグビーの本当の意味の熱が伝わらない、ノーサイドにはならない事もあると思う。

  • nori_sugida さん

    ラグビーワールドカップで盛り上がった余韻で本の帯に興味を持って読んでみました。 第二次世界大戦前、オーストラリアに実在した日系人のラガーマンをモデルにしたフィクション。 戦時中の敵国の捕虜に対する扱いは、こんなに酷いものだったのか。 戦争の不条理や悲惨さに胸が詰まった。 捕虜の収容所の中で行われたラグビーの試合。 機銃掃射の中に進み出て国を越えてノーサイドと叫んだ選手たちの思い。 ラグビーの精神をもってオーストラリアとにほんの掛け橋になったブロウ・イデ。 約束通り、無事にジーンの元へ帰してあげたかった。

  • メダカの子 さん

    このラグビー戦争秘話は知らなかった。 これでラグビーが盛り上がればいいのだが。 真のスポーツマンシップを感じた本だった。

  • lmltmuwt さん

    著者の言わんとした事は、どこにあるのか大いに考えさせれたのが、栄光へのノーサイドの意味の事である。 勇気を持って捕虜の身になっても、誰と構わず助けて自らを犠牲にしてノーサイドを願ったという意味なのか、又は、栄光とは終戦を意味し、終戦となれば全てがノーサイドとなるのか?この題名のつけた意味合いを是非著者に聞いて見たい。読んだ者だけがこの疑問は必ず出て来て自問自答するが、読み応えは充分にあった。

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