いのちなりけり吉野晩祷

前登志夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309026480
ISBN 10 : 4309026486
フォーマット
出版社
発行年月
2018年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
240p;20

内容詳細

没後十年。いのちの根源から紡ぎ出された歌への、人間への、世界への祷りと遺言。吉野の樹下山人に徹し、「自然の中に再び人間を樹てる」ことを目指した著者が最晩年に残した、時空を超えて今なお反響する豊穣なことば。究極の散文集!

目次 : 1 菴のけぶり(春爛漫 豪華さと空虚/ 自然に学ぶ 人の作法/ 荒ぶる自然 変身の力 ほか)/ 2 林中歌話(桜咲く日に/ ひっそり息づく他者/ ゆるやかな時間 ほか)/ 3 老のほむら(たえて桜の―非在の鬼/ いのちなりけり―現代における自然詠とは/ 山家の真夏 ほか)

【著者紹介】
前登志夫 : 1926年奈良県吉野郡生れ。2008年4月5日没。歌人、日本芸術院会員。主な歌集に「繩文紀」(白玉書房、迢空賞)、「樹下集」(小沢書店、詩歌文学館賞)、「青童子」(短歌研究社、読売文学賞)、「流轉」(砂子屋書房、現代短歌大賞)、「鳥總立」(同、日本芸術院恩賜賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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