世の中どうにかなるもんだ

北杜夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309023281
ISBN 10 : 4309023282
フォーマット
出版社
発行年月
2014年10月
日本
追加情報
:
230p;18

内容詳細

不思議なものである。ケッタイなことである。おもしろいものである。この世は―ユーモアあふれる老いの夢、37篇!

目次 : 第1章 マンボウ老いの夢(歳晩に思うこと/ 雪山で凍死 ほか)/ 第2章 マンボウと妻と娘と孫(嫌煙権/ 木製の家屋 ほか)/ 第3章 マンボウ狂騒曲(怪人マブゼ博士/ スピーチ ほか)/ 第4章 マンボウの山小屋(ボロ別荘の思い出/ 金貨ジャラジャラ ほか)/ 第5章 マンボウ追想録(才能の変化/ キツネのチャブクロ ほか)

【著者紹介】
北杜夫 : 1927年、東京生まれ。東北大学医学部卒業。60年『どくとるマンボウ航海記』がベストセラーとなる。同年『夜と霧の隅で』で芥川賞、64年『楡家の人びと』で毎日出版文化賞、86年『輝ける碧き空の下で』で日本文学大賞、98年には斎藤茂吉評伝四部作で大佛次郎賞を受賞。ユーモアあふれるエッセイでも多くのファンに親しまれた。2011年10月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 青い鳥☆彡 さん

    ★★★★☆久しぶりに北杜夫の本(エッセイ集!?)を読みました。とても面白かったので読んでいない方にはお薦めします。性格的には北氏にも父である斎藤茂吉の遺伝子が伝わっている所が感じられるマンボウ氏ですが自分の恥になる部分も隠さずに正直に書いている所に大変好感が持てます。マンボウ氏の本を読んでいると狐狸庵先生(遠藤周作)を思い出しますが、お互いに交流もあり仲が良かったようです。この本にも遠藤氏が出て来ます。あの世でも再会して二人が一緒に遊んでいたらいいなと思います。遠藤周作氏も北杜夫氏も私の好きな作家です。

  • xtc1961ymo さん

    亡き北杜夫さんのエッセイをテーマごとに並べた本。本の装画がご本人の描いたマンボウです。躁病で株にのめり込み、損をした話や大好きな虫に関するもの、幼少の阿川佐和子さんも登場します。なんともとぼけた味のあるユーモアが笑いを誘います。マンボウと孤狸庵は私の青春時代の読書のど真ん中でした。こうして私も違いのわかる男になりました。ありがとう。

  • きみさん さん

    ワタシは、北杜夫さんの小説よりエッセイが好き♪ この本は、古いエッセイを集めたものなので、巻末の「出典一覧」を参照しながら、読み進んだ。 特に妻・娘・孫達の家族ネタが、絶妙な味わいで楽しい。女性が強いのも、微笑ましい。また、精神科医でもある著者が、「ウツ」と「ソウ」を行ったり来たりしながら、それをユーモアたっぷりに描いているのも興味深かった。 北さんのような作家が亡くなってしまうのは、本当に惜しいと思ふ。北さんのような作家は、他にもういない。

  • クプクプ さん

    北杜夫は精神科医なので、言葉を正しい目的で使います。現代のあふれる情報にさらされて疲れている方は、この本で癒されると思います。

  • ponchang さん

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人物・団体紹介

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北杜夫

1927(昭和2)年、東京生まれ。父は歌人・斎藤茂吉。52年、東北大学医学部卒業。神経科専攻。医学博士。60年、『どくとるマンボウ航海記』が大ベストセラーとなりシリーズ化。同年『夜と霧の隅で』で第四三回芥川賞受賞。2011(平成23)年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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