人生のずる休み

北杜夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309022260
ISBN 10 : 430902226X
フォーマット
出版社
発行年月
2013年10月
日本
追加情報
:
228p;18

内容詳細

マンボウ「うまく死ななきゃ」。娘「どうせあとはオマケの人生よ」。マンボウ先生こと北杜夫三周忌。ユーモアあふれた生き方37篇。

【著者紹介】
北杜夫 : 1927年、東京生まれ。東北大学医学部卒業。60年『どくとるマンボウ航海記』がベストセラーとなる。同年『夜と霧の隅で』で芥川賞、64年『楡家の人びと』で毎日出版文化賞、86年『輝ける碧き空の下で』で日本文学大賞、98年には斎藤茂吉評伝四部作で大佛次郎賞を受賞。ユーモアあふれるエッセイでも多くのファンに親しまれた。2011年10月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • hiro さん

    北さんが11年10月に亡くなられてから2年が経つ。私にとって高校時代が北ブームだったが、この2年間はブームが再来している。このエッセイ集の出展一覧を見てみると、半分は既読のエッセイだった。しかし、第二章マンボウ恐妻録では、電車の中で思わず吹き出してしまい、私はつくづく北さんのユーモワのある文章が好きだということを改めて感じ、第三章マンボウ人生論では、北さんの多くの作品を読んで、北さんの戦中から戦後の生活を通じて、本当の戦争の恐ろしさを知ることができたと、これも改めて感じた。北杜夫という作家が好きでした。

  • これでいいのだ@ヘタレ女王 さん

    すでに故人となられた作家なので、今までの作品の寄せ集めと言えばそうなる。何冊も読んでいる人には目新しさは無いだろうが、どんな人だったのか彼の人となりを知りたい人には良いのでは無いだろうか

  • xtc1961ymo さん

    北さんが亡くなったあとにでた、エッセイ集。テーマ別になっているが、書かれた時期はまちまちで古いものは60年代に書かれ、三島由紀夫の名前も出てきます。マンボウVS孤狸庵のシリーズは私も夢中で読みました。ユーモアに溢れてそこはかとなく上品でそれでいて、どこまでが本当か解らなく、人を煙に巻くような洒脱な文章は当時本当に新しかったです。躁鬱病をカミングアウトされて、まあ、精神科の医師でも有りましたから、大分救われた人もいた事と思います。ご冥福を祈ります。これからも「楡家の人々」を読み返す事でしょう。

  • バッカス さん

    北杜夫エッセー集。「ぼくのおじさん」を彷彿とさせる場面や、家族のこと、戦後たくましく生活する様子を、ユーモアを混ぜて表現されている。随筆って昔からこの文体かも。さくらももこ、三浦しをんや、浅井リョウはちゃんと踏襲して、当人の日常をユーモアたっぷりに表現してるもの。

  • みるくるみ さん

    タイトルに惹かれて。私も人生のうちの何度目かのずる休み中な気がして(笑)どうやらこれまでの色んな作品からピックアップした一冊のようだ。躁鬱病持ちの北杜夫氏。奥さんや娘さんもさぞ苦労されただろうに、この本の中では上手く転がしてて愉快だった。特に「マンボウ恐妻録」の奥さんとの攻防戦?心理戦?が面白い。北杜夫専属の看護婦長となった奥さんは最強だ。それでも懲りずにこそこそと酒や煙草を持ち込んだり、飲んだりする北杜夫氏。奥さんの酒の隠し技と帰宅後すぐのボディチェックはもう天晴れとしか言いようがない(笑)

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人物・団体紹介

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北杜夫

1927(昭和2)年、東京生まれ。父は歌人・斎藤茂吉。52年、東北大学医学部卒業。神経科専攻。医学博士。60年、『どくとるマンボウ航海記』が大ベストセラーとなりシリーズ化。同年『夜と霧の隅で』で第四三回芥川賞受賞。2011(平成23)年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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