幻術絵師、夢応のまぼろし

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309015606
ISBN 10 : 4309015603
フォーマット
出版社
発行年月
2003年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,254p

内容詳細

時は信長天下の時代。絵師・茜部夢応は、描いた絵に命を吹き込み、現に変えるという幻術師。幻術嫌いの信長から逃れつつ、生霊や魔と対峙して謎を解いてゆく。人間への深い洞察に満ちた妖かしの幻想夢譚。

【著者紹介】
鈴木輝一郎 : 1960年岐阜県生まれ。日本大学経済学部卒業。91年『情断!』でデビュー。94年「めんどうみてあげるね」で第四七回日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • katerinarosa さん

    歴史小説っていうよりも、劇画!な感じだった。さいとうたかお先生、小島 剛夕先生とか、ザ・劇画な感じの作風で漫画化されたら読みたい。

  • 紅羽 さん

    図書館本。描いた絵が現実のものとなる異能を持った絵師のちょっと不思議な時代小説。但し絵師なのにその腕前はイマイチらしい(笑)亡くなった家族に会えたり、病に苦しむ人に一時の癒しを与えたり、夢応の描く優しい幻に救われる思いが伝わりました。しかし、中年男性のラッキースケベ的な展開が多いのはやや気になりましたが…。

  • としえ さん

    表紙に惹かれて図書館で手にとった本。絵師としては画力が無いが、描いた絵を現(うつつ)に出来る能力を持つという夢応。富貴な家に雇われ幻術を見せて生計を立てている夢応だったが、破竹の勢いを見せる信長が幻術師などの異形の者を嫌っていることから、伊勢長島の寺へと身を寄せることになる―。連作短編八話で、この中では乳飲み子の亡霊とその母親の話『乳首』が好き。子を想う母の気持ち、父の気持ちが切ない。全体に、設定は面白いと思うのだが、どこか頼りない夢応をどう見るかで評価が分かれそう。

  • 読書国の仮住まい さん

    ボリューム 『夢応の現絵』『人鏡』『初心』『渾身』『乳首』『落日』『求道』『白骨』短編8篇から成る連作 世界観 絵師茜部夢応はあまり絵が得手ではない。 しかし描いた絵が現実のものとなる能力を持つ。 異能力を嫌う信長の影響が及ばない地を求めて、転々と各地を巡るなかで様々な事件に出くわす。 自らにかけられた人殺しの疑いを晴らしたり、異能力を持ちつつ画力そのものを上回る絵師との邂逅。 赤子の亡霊には母親の幻を。 補足事項 殺人事件で被害者が霊となって登場、自身の口から真相を語り出す。 これなら探偵役は必要ない。

  • あここ さん

    画家やのに下手らしい(笑)でも絵が動く。とゆうより夢応さんが書いた絵が実体化する感じ。面白いよなぁ。。紙から出てくるの。その技で食べてるんやけど、尋常じゃ納得できひんこと相談されたり、お寺に寄宿することが多いのでお坊さんの印象なんよなぁ。設定自体も不思議やし、出会った人たちとの関わりも解決してるんかよう分からんけど好きな話、雰囲気ではある。「乳首」にドキっとする。。。子供産むって改めてスゴイ人生観変わるんやろうなぁ。別人になる感じ。。ママに感謝。信長の話はもうちょっとサラっと済んでも良かったんちゃうかぁ?

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