瞳のなかの幸福 文春文庫

小手鞠るい

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167920296
ISBN 10 : 4167920298
フォーマット
出版社
発行年月
2023年04月
日本
追加情報
:
272p;16

内容詳細

婚約を破棄され、仕事だけの日々を送っていた三十五歳の妃斗美。恋愛も結婚も封印し、ひとりで生きていくため、理想の家を買った。そんな矢先、金色の目をした「小さくて温かいもの」に運命的に出会い…。手に入れた二つの“幸福”は彼女に何を与え、何を奪っていったのか。「幸せ」の意味を問い直す、傑作長編。

【著者紹介】
小手鞠るい : 1956年岡山県生まれ。同志社大学法学部卒業。93年「おとぎ話」で「海燕」新人文学賞、2005年『欲しいのは、あなただけ』で島清恋愛文学賞、09年原作を手がけた絵本『ルウとリンデン 旅とおるすばん』でボローニャ国際児童図書賞、19年『ある晴れた夏の朝』で小学館児童出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぶち さん

    猫が表紙のこの本を見かけて手に取りました。飼っていた猫が作者に教えてくれた"幸福とは何か"について小説にしたものだそうです。愛することを捨てた主人公。彼女の葛藤はアラフォー女が陥りがちな屈託をよく表していると思いました。そんな彼女が野良の子猫を拾い、一緒に暮らすことで再び愛することを取り戻していく姿は良かったです。猫との暮らしは、幸福に溢れていますものね。でも、主人公は猫よりも男との繋がりを心の奥底で求めているようで、そこがちょっと... 猫と暮らすことの幸福をもっと読みたかったです。

  • ゆうなな♪ さん

    猫が出てくるのはまだかまだかと読んでいくと終盤になってやっと登場。表紙や帯から想像していた感じとは違うお話でなんだか納得いかない?物足りない?気持ちで終わってしまった。

  • Polkadot.☆ さん

    35歳独身女性が、キャッシュで小さな家を持ち、オスの保護猫と暮らす日々を描いた作品だった。猫を飼っている人は、絶対最後の章は泣けると思う。自身も2匹の猫を飼っているので、最後の章は胸が締め付けられた…改めて、うちの猫たちを幸せにしなきゃ!と思えた。

  • Baku さん

    初めての作家さんでした。どんどん引き込まれて、いいところで大好きな猫が出てくる。 最後はちょっと賛否両論かもだけど、私は好きです。こういう話があっていいじゃないですか^_^ ねこねこした話ではないけれど、猫と暮らしたことのある人にはとても響く描写が多い。この方の描く猫との生活をもっと読んでみたくなりました。

  • Y さん

    ★★★★★

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人物・団体紹介

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小手鞠るい

1956年岡山県生まれ。同志社大学法学部卒業。やなせたかし氏が編集長を務めていた『詩とメルヘン』に20代の頃から詩を投稿し続け、1982年に「詩とメルヘン賞」を受賞。1992年に渡米し「海燕」新人文学賞を受賞。2005年『欲しいのは、あなただけ』で島清恋愛文学賞、2019年『ある晴れた夏の朝』で小学

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