生涯投資家 文春文庫

村上世彰

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167914110
ISBN 10 : 4167914115
フォーマット
出版社
発行年月
2019年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
302p;16

内容詳細

日本企業の「あるべき姿」を求めて私は闘い続けた。“村上ファンド”を率いて日本に旋風を巻き起こした男の、最初で最後の告白。

(「BOOK」データベースより)

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ハゲタカファンドの人というイメージしかな...

投稿日:2021/04/09 (金)

ハゲタカファンドの人というイメージしかなかったが、読んでびっくり。株買い占めにこんな意図があったのかと。今でこそコーポレートガバナンスが叫ばれているが、随分と時代の先をいっていた人なんだなぁと目から鱗の良書。ちょっと後出しじゃんけんな感じがしなくもないが…

いえつん さん | 東京都 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • sakai さん

    自分が投資について無知すぎるので、ただただわかりやすく興味深かった。著者の掲げる正義を受け入れるだけの器が日本企業にはなかったのかもしれないというのは残念なことだし、今後変わってくれば良いな、と。興味は湧いたがまだまだ自分にとってはなんとなく他人事。

  • 鮫島英一 さん

    村上ファンドで有名な村上世彰氏が自らの半生や考えを語った書籍。個人投資家の一人である身としては、多少なりともその考え方に共感できる。彼は自己主張が強すぎて、自分の考え方を曲げることができなかったために苦労を強いられたと思う。村上 世彰氏の人生は江副浩正氏とどこか似ている。 共に東大卒という経歴が似た思考を生み出すのだろうか? 惜しむべくは折角ファンド立ち上げ時に会合する機会があったのに、江副浩正氏の体験と挫折の意味が、後輩である村上氏に伝わらなかった点。これもまた人生なのか……

  • たらお さん

    池上彰さんの著作で、村上世彰の逮捕劇は金儲け主義を良しとしない大衆の意を組んだ国策捜査なんじゃないかというのを読み、手に取る次第。まあ、捜査の真偽は図りかねるが、投資家サイドによる日本企業に求める姿というものは伝わる。つまり、上場するのであれば内部留保せずに投資に回すか、株主還元に努めよという主張だ。【ROEが8%を上回る水準を目指すべし】上げる方法は、自己資本を減らすか、利益を上げるか。【PBR・・・株価が割安か割高か。目安は1倍以上】

  • 友蔵 さん

    彼は人一倍頭が良くて、しかも真っ直ぐすぎる位に真っ直ぐだから、言ってることを周りが理解できなくてバッシングされてしまったのだな。「お金を儲けることはそんなに悪いことですか」と言っている姿が目に焼き付いているけど、こういうことだったのかとやっと納得。

  • ひでき さん

    村上ファンドがメディアに登場したのは私が中学生のころだったと記憶している。若く無知であった私は、当時のテレビが「金の亡者」として報じているのをそのまま受け止めてしまっていたが、本書を読み、当時は時代が村上氏に追い付いていなかったのだと感じた。コーポレート・ガバナンス、企業の内部留保の問題にいち早く気付き、それを改善させるべく奮闘されていたことが分かった。一向にデフレから脱却できない日本社会。日本の経営者達は何を思って会社を経営しているのか。人間誰しも保身に走ってしまうもの。だからこそのガバナンスか。

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人物・団体紹介

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村上世彰

投資家。1959年大阪府に生まれる。国家公務員として通産省(今の経済産業省)に勤める。独立後、1999年から2006年まで投資ファンドを運営した。N/S高・投資部の特別顧問も務める。一般財団法人・村上財団を創設して、「子どもの投資教育・実体験プロジェクト」などに取り組んでいる(本データはこの書籍が刊

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