返討ち 新・秋山久蔵御用控 4 文春文庫

藤井邦夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167912581
ISBN 10 : 4167912589
フォーマット
出版社
発行年月
2019年04月
日本
追加情報
:
322p;16

内容詳細

武家の妻女風の女が、何の記憶もない状態で寺に保護されながら、直後に姿を消した。女は記憶がない“ふり”をしていたらしい―。一方、仇討免許状を届け出た若い侍が女を捜していた。侍は兄を朋輩に斬られて仇討を決意し、その兄の妻こそが例の女のようだ。女の目的は何なのか、そして真相は?緊迫の展開の好評第4弾!

【著者紹介】
藤井邦夫 : 1946年北海道旭川生まれ。テレビドラマ「特捜最前線」で脚本家デビュー。以後、刑事ドラマ、時代劇を中心に、監督、脚本家として400本以上の作品を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • いつでも母さん さん

    新シリーズの第4弾。いつもの面々が事件を追い久蔵が裁く。穏やかで徳のある者の裏の顔や、一人働きの盗人同士のあくどさに、いつの世も変わらぬバカ息子に甘い親。タイトル作はちょっと切なかった。ところで、そろそろ和馬に目出度い話があってもいいんじゃないでしょうか?柳橋も代替わりが進み、大助も成長がうかがえるのだもの。このシリーズは安心して読めるなぁ。

  • とし さん

    新・秋山久蔵御用控「返討ち」4巻。いつもながら安定感バッグン、幸吉さんも、二代目柳橋の親分らしくなってきましたね、大助さん活躍も、いつもながら久蔵さん情け容赦ない裁きと情の裁きは良いですね。

  • 真理そら さん

    「俄狂言」は早い段階で状況が分かってしまうが、趣向が楽しかった。新ジリーズになってからは、このシリーズ独特の情感溢れる季節感が薄らいだ気がして少し寂しい。今作は可愛い大助が影薄だったのも少し寂しかったかな。

  • zuccalove さん

    仲間との連携が本当に素晴らしい。 久蔵さんの大立ち回りは少ないものキレのあるお裁き、素敵です。

  • goodchoice さん

    淡々といた語り口で進む物語の一編一編に味があり、読んでいて楽しめる。珍しい展開にはならないが、その分安定感があふれ、いわゆる捕物帳としての楽しさがとても楽しい。

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藤井邦夫

1946年、北海道旭川生まれ。「特捜最前線」「水戸黄門」などテレビドラマの脚本家、監督を経て、2002年に作家デビュー。以降、時代小説で数々のシリーズを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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