植村直己・夢の軌跡 文春文庫

湯川豊

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167907792
ISBN 10 : 4167907798
フォーマット
出版社
発行年月
2017年01月
日本
追加情報
:
326p;16

内容詳細

日本人初のエベレスト登頂に続き、世界初の5大陸最高峰登頂を果たした1カ月後、植村は1枚のたたんだ紙を畳の上に広げ「南極の地図です」と言った。ここを単独で横断するのが自分の次の目標だ、とも。16年にわたり植村の活動を支え、夢を共に追ってきた著者がつづる冒険家の肖像。見たい、体験したい欲求を、植村は生涯追い続けた―。

目次 : 始まりと終わり/ 単独行/ 冒険家の食欲/ 先住民に学ぶ/ 冒険旅行に出る前に/ 現地から届いた手紙/ 『青春を山に賭けて』の時代/ エベレストを越えて/ 故郷/ エスキモー犬/ 北極点単独行/ 公子さんのこと/ 南極の夢/ マッキンリーの氷雪に消えた

【著者紹介】
湯川豊 : 文芸評論家・エッセイスト。1938年新潟市生まれ。64年慶應義塾大学文学部仏文科卒、文藝春秋に入社。『文學界』編集長、同社取締役などを経て退社。2003年4月から東海大学文学部教授、京都造形芸術大学教授を歴任した。2010年『須賀敦子を読む』で読売文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • gonta19 さん

    2017/1/7 Amazonより届く。 2018/10/15〜10/19 植村直己さんをサポートした文藝春秋の湯川さんによる回顧録。植村さんのことは実はあまり詳しく知らなかったが、実に純粋に自然が好きだった人だったんだな、という印象。子供のように純粋にやりたいことを成し遂げていった真の冒険家だ。前を通ったことがあるが、その時は寄らなかった記念館にも行ってみたい。

  • えいなえいな さん

    南谷真鈴さんの著書を読んで少し登山に興味を持ち、調べてみると植村直己さんの事が次々と出て来ます。もちろん名前は知っていましたがどんな方なのか知りたくなって適当に本書を読みました。植村さんの生涯をまとめたような本で入門編としては最適だったと思います。植村さんがいかに魅力的な人間だったのかがよく分かりました。こうなると植村さんご自身の著作が読みたくなって来ますね。

  • つちのこ さん

    不世出の冒険家・植村直己の自伝。植村については彼の多くの著作を通してその航跡は知っているが、著者は10数年来の交流があったということで、植村にまつわる新たな事実を知ることができることを期待して手に取った。夫人の公子さんとのエピソードは冒険家・植村の人間性がよく出ていて好感が持てる。私的には植村の冒険の出発点となった『青春を山に賭けて』の時代の項が一番興味があり、これはこの本を読まずとも、植村の著作を読むことが一番である。(2017.3記)

  • Yoshio さん

    植村直己を二人三脚でサポートした文春編集者の回想録。『等身大』の植村を描き出す意図通りの内容。 常に全力、体中がエネルギーに満ちている植村。一言で言えば『矛盾』の人で、計画が妙にこまかかったり粗かったり。熱い思いから急転、急に冷静になったり。公子さんに甘えたり労ったりするが月一で癇癪を起こす。しかし本人の中ではその時その時では真剣で一貫していると喝破。今ならコミュ障、躁鬱、発達障害とレッテル貼りされただろう。 単独登山は、一人で決めて誰にも邪魔されず好きなようにやる、これぞ冒険の本質、無上の喜びと。

  • gonzou ingandaruma さん

    改めて植村直己という人間の凄さ偉大さが伝わってきました。あまり弱音を吐きそうもない植村氏が単独行の途中で憂鬱になったりとか一ヶ月に一回怒りが収まらなくなる日があったとか意外なエピソードも紹介されていて少し植村氏に近づけたような気がしました。単独行へのこだわり、現地生活にまず適応するアプローチ方法など独特ですがなんか共感出来るところだらけでした。

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人物・団体紹介

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湯川豊

1938年新潟市生まれ。慶應義塾大学文学部卒業後、文藝春秋に入社。「文學界」編集長、同社取締役などを経て退社。その後、東海大学教授、京都造形芸術大学教授を歴任。『須賀敦子を読む』で読売文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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