銭形平次捕物控傑作選 1 金色の処女 文春文庫

野村胡堂

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167901004
ISBN 10 : 4167901005
フォーマット
出版社
発行年月
2014年05月
日本
追加情報
:
314p;16

内容詳細

投げ銭でおなじみの岡っ引、江戸の名探偵・銭形平次。少し間の抜けた子分のガラッ八を相棒に、難事件を鮮やかに解決。お上より十手捕縄を預かりながら、善意の下手人は許し、偽善者をやりこめる。推理と反骨、人情の名作捕物小説シリーズから傑作を厳選。美しい妻・お静との馴れ初めを描く表題作など八篇とエッセイを収録。

【著者紹介】
野村胡堂 : 明治15(1882)年、岩手県紫波郡生まれ。旧制一高を卒業し、東京帝国大学法科大学を中退した後、報知新聞社に入社。記者として勤務する傍ら「オール讀物」創刊号から連載の「銭形平次捕物控」など執筆活動を続け、後に専業作家に。「あらえびす」の筆名でレコード音楽の評論も行っていた。「銭形平次」シリーズはテレビドラマや映画にもなり、国民的な人気を博した。昭和38(1963)年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 優希 さん

    犯罪者の心理を描いた作品が多かったように思います。銭形平次とガラッ八の軽妙なやりとりが面白かったです。2人の出会いはどうだったか気になります。丁寧に江戸の悪事を描いている印象でした。

  • さいたまのたぬき さん

    おおよそ80年(昭和6年)も前に書かれたのですが、今読んでもまったく古びていない。そんな小説です。 今回 傑作選にするにあたりかなづかいを直したりはしたそうですが 「あります。」調で書かれた文章のリズムの良さに改めて感心いたします。 この巻では第1作金色の処女から初期の作品を中心に8編。 銭形平次の美しい妻になるお静さんがまだ平次と一緒になる前から始まります。 ちょっと難しいかなと思う言葉や地名にはほとんど注釈がついており読みやすい。 探偵小説、推理小説、捕物小説、人情話などいろいろな表情を持った本でした

  • いりあ さん

    野村胡堂が"文藝春秋オール讀物號"に発表した捕物帳シリーズ。時代劇で有名な"銭形平次"の原作です。あの時代劇のイメージが強すぎるのか、最初は銭形平次のイメージを掴むのにちょっと難儀しましたが、慣れれば気になりません。内容は予想以上に面白いです。本巻にも収録されている第1作の"金色の処女"が1931年発表なので、80年以上前の作品ですが、今読んでも十分に面白いです。時代小説というよりもミステリです。シャーロック・ホームズ in 江戸って感じでしょうか。

  • Dai(ダイ) さん

    Kindleの無料版にて1編のみ。旧かな使いと漢字に苦戦。テンポがいいので飽きさせない。

  • 那由多 さん

    日本人ならご存知の銭形平次。原作がまさかの、裸体に金箔まみれの処女と悪魔儀式や、十二支の刺青を入れた美女の白い肌なんて展開で、「乱歩や谷崎じゃないですよねコレ」と首をかしげる。少ないページをスッキリとまとめて、退屈も疲労もさせずに読者を楽しませる。『平次身の上話』は作者の創作裏話で、興味深く拝見した。

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野村胡堂

明治15年(1882年)岩手県に生まれる。東京帝国大学に入学するが、学費が続かず、退学。新聞社に入社し要職を歴任する。1931年「文藝春秋オール讀物号」創刊号に銭形平次を主人公にした捕物帳を執筆。これが第一作となり、以後二十六年間、長編・短編併せて三百八十三編の銭形平次捕物帳を書いた。また「あらえび

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