妖談ひときり傘 耳袋秘帖 文春文庫

風野真知雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167779207
ISBN 10 : 416777920X
フォーマット
出版社
発行年月
2013年02月
日本
追加情報
:
264p;16

内容詳細

雨の中あでやかな傘の群れが舞うと、死体がひとつ―「ひときり傘」が引き起こす連続殺人事件が江戸の町を震撼させる。一方、明日の天気を奇妙なほどぴたりとあてる女おせんが誘拐されて…。毛の雨が降り、川が血の色に染まり、雷の糞が取りざたされる江戸の天変地異に根岸肥前守が挑む、書き下ろし妖談シリーズ第六弾。

【著者紹介】
風野真知雄 : 1951年、福島県生まれ。立教大学法学部卒業。93年、『黒牛と妖怪』で第17回歴史文学賞を受賞。2002年に、第1回北東文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • まるる さん

    信仰は恐ろしい。今年になってISISの残忍なテロ活動を目の当たりにしただけに、このタイミングで読んだ事で余計に恐ろしく思う。度々でてくる「闇の者」って何?と思ったら、この本は第6弾だったんですねぇ。電子書籍で無料DLしたので、1弾だと思い込んでました。どうりで話が見えないわけだ(;´∀`) どこから読んだらいいのやら。風野さんの小説の世界は入り組んでて困るわ〜。

  • うずら さん

    耳袋秘帖その20・妖談シリーズ第6巻。だんだん闇の者の正体が明らかになってきましたね。そして今回も、暗く救いのない終わり方でした。ところで、ひびき姉さんは宮尾を諦めてしまったのでしょうか。姉さんの心情が切ないです。宮尾がひびきに惚れてしまえばいいのに。しめさんの活躍も増えていて、清香親分になる日もそう遠くないのかしら?

  • Hugo Grove さん

    今回も暗躍する御法度のキリシタンと暗殺集団。文字通りあと一歩のところですり抜けられる。椀田姉ひびきの恋心も宮尾同心の恋心も切ない。切ないからこその恋なのかもしれない。

  • 二分五厘 さん

    雨の日に傘の花が咲き、散った後に死体がひとつ。江戸の町で連続する艶やかな殺人事件。被害者に繋がりはあるのか。メインの事件の周りで起こる妖しい噂。羽の雨が降り、血の川が流れる。嵐の夜に小者が妖かしに喰われ、雨の夜に物悲しい笛の音が鳴り、雷様が糞を落とす。それが収束した所に見え隠れする、さんじゅあんさまの影。一冊とばしているので、急にさんじゅあんさまがクローズアップされたような。天候に左右される話ばかりなので、全編通して晴れ間がなかった印象。雨さえやめば今日の殺しはおこなわれない…雨のお江戸はきれいなのだ…。

  • ひかつば@呑ん読会堪能中 さん

    いくつかの謎解きは相変わらず楽しめたが、殺しを請け負う闇の集団とバテレンさんじゅあん。こいつらを追う話は結末があるのかしら?前巻から何も進展していないような...

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風野真知雄

1951年、福島県生まれ。立教大学法学部卒。93年、『黒牛と妖怪』で第17回歴史文学賞を受賞。2002年に、第1回北東文芸賞を受賞。15年に、「耳袋秘帖」シリーズで第4回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞、『沙羅沙羅越え』で第21回中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていた

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