弥勒の掌 文春文庫

我孫子武丸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167717674
ISBN 10 : 4167717670
フォーマット
出版社
発行年月
2008年03月
日本
追加情報
:
16cm,300p

内容詳細

愛する妻を殺され、汚職の疑いをかけられたベテラン刑事・蛯原。妻が失踪して途方に暮れる高校教師・辻。事件の渦中に巻き込まれた二人は、やがてある宗教団体の関与を疑い、ともに捜査を開始するのだが…。新本格の雄が、綿密な警察取材を踏まえて挑む本格捜査小説。驚天動地の結末があなたを待ち受けます。

【著者紹介】
我孫子武丸 : 1962年、兵庫県生まれ。京都大学文学部中退。在学中は推理小説研究会に所属する。89年、『8の殺人』で作家デビュー。また、ゲームソフト「かまいたちの夜」シリーズの制作でも知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • W-G さん

    ねねみるさんの『殺戮にいたる病』レビューから派生して購入。まずまずでした。系統としては殺戮〜と同様。グロイ病的描写がなく、進行が地味。新興宗教ものでは、もっと強烈な作品が目白押しなのでインパクトに欠けたのかと。ラストの仕掛けは楽しめました。こういうのは上手ですね(^^)これがもっと長い作品だったら退屈したと思いますが、本当にコンパクトで読みやすいので、損したとは誰も感じないのではないでしょうか。

  • サム・ミイラ さん

    長いようで短い不思議な小説だ。ずっと導入部のように思わせながら、そこまでが長いが、急転直下解決をみせる。画期的と言っていいのか謎解きをするいわゆる探偵役がこれ以上ないくらいの不可思議さ。大いに無理ある二つの殺人事件のからくりも力業で納得させてしまうのは凄い。こういうシニカルな話は好みだがコメディになったのかとさえ思えるラストには唖然。一番のトリックには触れないがやはり殺戮にいたる病と比べるとかなり落ちると言わざるを得ない。それを期待して読むべからず(笑)

  • 青葉麒麟 さん

    よくある宗教洗脳モノかなって思ってたらまぁ意外な展開に。このラスト好きだな。思わずニヤリしちゃった。つくづく新興宗教って恐ろしいと思う。信者を夢中にさせるためのシステムが凄いね。他者をライバル視させて敵対心を煽るのは人の気持ちをよく判ってるなぁ。

  • takaC さん

    最初の罠に引っ掛かり挽回の機会のないまま読了。物語の終わらせ方は異色。

  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    ふたりの主人公がどちらも共感できないのが残念だが、十分面白かった。

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我孫子武丸

1962年、兵庫県生まれ。京都大学文学部哲学科中退。同大学推理小説研究会に所属。新本格推理の担い手の一人として、’89年に『8の殺人』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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