トマス・H・クック

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緋色の迷宮 文春文庫

トマス・H・クック

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167705336
ISBN 10 : 4167705338
フォーマット
出版社
発行年月
2006年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
村松潔 ,  
追加情報
:
16cm,371p

内容詳細

近所に住む8歳の少女が失踪し、ひょっとすると自分の息子が誘拐しいたずらして殺したのかもしれないという不安。自分の兄もそういう性向を持ち、事件に関わっているかもしれないという疑念―自分をつくった家族と自分がつくった家族。確固たる存在だと信じていた二つの世界が徐々に崩れはじめるとき、どうすればいいのか。

【著者紹介】
トマス・H・クック : 「緋色の記憶」で1997年度エドガー賞(MWA Best Novel)受賞の実力派。アラバマ生まれ。ニューヨーク在住。「過去を失くした女」などのフランク・クレモンズ・シリーズが人気

村松潔 : 1946年、東京生まれ。国際基督教大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • GaGa さん

    家族であるのに信じきれぬことの葛藤。正直それだけでぐいぐい押しまくって、飽きさせないのはやはり凄い。そして、最終的に訪れる結末。逆に一人称なのが、主人公に感情を移入できない分、読後感はよかったかも。

  • Cinejazz さん

    クライム小説の第一人者であり、記憶シリ−ズ≠ナも名高いトマス・H・クックによる大人の心理サスペンス小説。平穏だった家族の生活が、少女失踪事件との関わりによって亀裂が生じはじめ、徐々にその深刻さを増していく・・・。原題「RED LEAVES(紅葉)」に隠れた背景的意味合いが、強烈なインパクトとなって息苦しいまでの疑惑と焦燥感に襲われる。

  • Ayah Book さん

    いつも割と胸糞なクックさんですが、これは「夜の記憶」に次ぐぐらい胸糞。同じ立場になったら、私も主人公のような考え方をしてしまうかもしれない、そんな切実な怖さがある。イヤミスを読みたい人には本当におすすめできます。これはかなりです。

  • 遥かなる想い さん

    家族が殺人にかかわっているかもしれない・・  疑念・家族・崩壊を 描画しているが、やはり 少し 筆がやさしい感じが否めない(2007年海外このミス12位)

  • sine_wave さん

    再読だが、内容を全く思い出さず。少女が行方不明になり、嫌疑がエリックの息子キースにかかる。操作内容よりも家族の心理描写にページが裂かれている。息子を信じたいが心は揺れる。結末はスッキリとはいかない。心理の動きをじっくり味わってみては。

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トマス・H・クック

1947年、アラバマ州に生まれる。“称賛されるサスペンス作家”としてアメリカで多くの読者を獲得する。本書『緋色の記憶』で、本国で最も権威のあるミステリ賞、アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞を受賞。同書は日本でもミステリ小説の各種ランキングに選出された。その他にも、マルティン・ベック賞受賞作『緋色の

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