八州廻り桑山十兵衛 文春文庫

佐藤雅美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167627010
ISBN 10 : 4167627019
フォーマット
出版社
発行年月
1999年06月
日本
追加情報
:
16cm,410p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • ひかつば@呑ん読会堪能中 さん

    他の作品、居眠り紋蔵、縮尻鏡三郎と相通じるのは、己の使命に忠実な主人公が家庭にトラブルを持っており、遭遇した事件を鮮やかに謎解くこともあるが、成り行きにギャフンと言わせられることもある何とも魅力的な男であるところかな。この作品も連作短編でそれぞれ結末のひねり方が実に見事だが、最終話はチト切ないなぁ。

  • ジュール さん

    再読。 桑山十兵衛シリーズの最初。剣の腕はたつが、スーパーヒーロとまではいかない、上役との折り合いも悪い十兵衛。人情にもほだされる。 天職が関八州の警察官の八州回り。他のシリーズも再読していきたい。

  • icchiy さん

    関東取締役出役、俗に言う関八州廻りの活躍を描く本書。江戸ではなく関八州の悪党を相手に捕物をする。関八州のことは聞いていたものの物語として読むのは初めて。なので江戸中心の同心、与力、岡っ引きなどが活躍する捕物とは少し違う。旅が中心となり一回の捜索には50日くらいかかる。これがとても新鮮で読み始めるともう止まらない(笑)

  • nyaboko さん

    最後の結末にはポカーンとするのと同時に笑ったw 案外人生こういうもんかもしれない。思い違いも見当違いもするし、家庭内で悩みも抱えてるし、己の早とちりで友人無くしたりと、欠点だらけの主人公。事件解決もうまくいく場合とヘタ打つ場合と。そんな主人公やお話に魅力を感じる方にお勧め。読後感スッキリとはいかないので、読み手を選ぶとは思います。

  • あここ さん

    江戸の地理も分からんのに関八州はますます分からん(笑)どこをどう廻ってはるのか。。まぁいいや。佐藤さんの書かはる主役さんは力んでなくて好き。とぼけてるようでも仕事できて正義感溢れるわけちゃうけど許せんところは押えるような。えぇぇって言いながらも貧乏くじ引いて一応頑張ってしまう。いいヤツだ。今回の十兵衛さんもそんな慕われる人で。粂蔵・五兵衛さんと共にてくてく見廻り。すっごい距離歩くんちゃうん?だっっる(笑)縄張りとゆうか支配地がややこしいなぁ・・・のんびり慣れて行こう。江戸に戻っても問題抱えてて休めないねぇ

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人物・団体紹介

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佐藤雅美

1941年1月兵庫県生まれ。早稲田大学法学部卒。’85年『大君の通貨』で第4回新田次郎文学賞、’94年『恵比寿屋喜兵衛手控え』で第110回直木賞を受賞する。2019年7月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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