渋谷 文春文庫

藤原新也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167591069
ISBN 10 : 4167591065
フォーマット
出版社
発行年月
2010年01月
日本
追加情報
:
16cm,247p

商品説明

「おねがいわたしをさがして」。郷里・福岡で少女の写真展を開くためにモデルを募集した著者は、一枚の応募用紙に目をとめた。自分の存在を肯定できずに、揺らぐ十代の少女たち。その母親たちとのいびつな愛と憎しみ、そして救い…。写真家ならではの視点から描出した「渋谷」に象徴される現代の母娘、戦慄の縮図。

内容詳細

「おねがいわたしをさがして」。郷里・福岡で少女の写真展を開くためにモデルを募集した著者は、一枚の応募用紙に目をとめた。自分の存在を肯定できずに、揺らぐ十代の少女たち。その母親たちとのいびつな愛と憎しみ、そして救い…。写真家ならではの視点から描出した「渋谷」に象徴される現代の母娘、戦慄の縮図。

目次 : 0 おねがいわたしをさがして/ 1 母親に罵声のひとつも浴びせて君の名は/ 2 仮面の朝と復讐の夜/ 3 君の眼の中の色彩

【著者紹介】
藤原新也 : 1944年、福岡県生まれ。東京芸術大学油画科中退。第3回木村伊兵衛写真賞、第23回毎日芸術賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • いとう さん

    程度は違えど過去の自分を見つめているような感覚になりました。渋谷という街でただなんとなく過ごした日々あります。あの頃の楽しいような寂しいような切ないような気持ちを思い出しました。いい本でした。

  • あやえり さん

    映像化を先に観てから。 ノンフィクションなのにフィクションかと思う読後感。 ブラックホールに引き込まれるように吸い込まれてゆく今後何度も読み返すであろう一冊。

  • かとうさん さん

    かれこれ4回は読み返している。これからも、読み返すだろうエッセイ本。

  • ringo さん

    「人の数だけ物語がある」ってよくいうけど、この本はそんな感じで、とても印象的でした。人と関わろうとする藤原さんの感覚が、自分にはないというか、、一歩を踏み出すのを躊躇ってしまうのだけど、一歩を踏み出してみようかなって思えました。

  • miki さん

    ノンフィクションなのに、ドラマが起きるのはなぜだろうと 他の作品でも思っていた。 藤原さんの「行動力」のすごさはもちろんだが、 人のドラマに反応する磁力みたいなものがあるのかな?

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