ガン日記 二〇〇四年二月八日ヨリ三月十八日入院マデ 文春文庫

中野孝次

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167523152
ISBN 10 : 4167523159
フォーマット
出版社
発行年月
2008年11月
日本
追加情報
:
16cm,212p

内容詳細

食道ガン・余命一年を告知された著者が、治療方法や病院の選択に悩みつつ、強靱な精神力で綴った日記である。非人間的な延命治療を拒み、看病する妻の負担を心配し、時には「気がゆるむと心が乱れる」と記す。セネカの言葉や徒然草に勇気を得、見事な生を全うすべく最後まで努力する姿が浮かぶ。資料・遺言なども併録。

目次 : ガン日記/ 夫が亡くなるまでの日々/ 文学者の真実の記録/ 死に際しての処置―二〇〇一年五月三日記す/ セネカの哲学とわたしのガン体験(『セネカ 現代人への手紙』あとがき)/ 墓をつくる/墓のこと(浄運寺寺報「松柏」より)/ 「黒いノート」より

【著者紹介】
中野孝次 : 大正14(1925)年、千葉県に生れる。東京大学文学部卒業。カフカ、ノサックなど現代ドイツ文学の翻訳紹介、日本文学の批評、小説、エッセイなど多彩な執筆で活躍。主な著書に、『ブリューゲルへの旅』(日本エッセイスト・クラブ賞)、『麦熟るる日に』(平林たい子賞)、『ハラスのいた日々』(新田次郎賞)など多数。平成16(2004)年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 金吾 さん

    ○精神の強さと心の葛藤を感じます。闘病していた家族を思い出しました。

  • エドバーグ さん

    ガン宣告されて、「ついにこの日が来た」と納得できるとは!!!自分なら悲しみ、怒り、憤りが混在した感情になることが容易に予見できる。是非とも見倣いたいと強く思いました。

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人物・団体紹介

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中野孝次

1925(大正14)年千葉県生まれ。小説家。東京大学文学部独文科卒業。國學院大學教授をへて作家活動に入る。92年に『清貧の思想』を刊行し、ベストセラーとなる。主な著書に『ブリューゲルへの旅』(日本エッセイスト・クラブ賞)、『麦熟るる日に』(平林たい子文学賞)、『ハラスのいた日々』(新田次郎文学賞)、

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