松風の家 上 文春文庫

宮尾登美子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167287047
ISBN 10 : 4167287048
フォーマット
出版社
発行年月
1992年09月
日本
追加情報
:
16cm,295p

内容詳細

明治初年、京の茶道宗家・後之伴家は衰退し、その日の食事代にも事欠くほどの窮乏ぶりであった。家元も出奔してしまい、残された者たちは、まだ幼い家元を立て、必死の思いで苦難に立ち向かう。成長した家元は宗家再興を期して、東京に向かった。千利休を祖とする一族の愛憎の歴史を秀麗な筆致で描く。文芸春秋読者賞受賞。

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読書メーターレビュー

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  • Smileえっちゃん さん

    明治初年。利休を祖とする茶道宗家、後之伴家、家元,出奔後、毎日の食事に事欠き、千家伝来の茶道具を売り食つなぐ生活を送りながらも、茶道家としての誇りを失わず、家元を支えてきた。伝統を守り続けていくことの大変さを感じました。何度も系譜にもどりながら・・・下巻に続く

  • ひなぎく ゆうこ さん

    緊急事態宣言のため図書館は閉館。本棚の奥をゴソゴソ漁っての再読。千利休から13代続く歴史の重いこと…。

  • あきまこ さん

    あの千利休の末裔のお話し。250年とか、何百年も続くのもすごいし、変われば変わるものなんだな、と、人の織り成す歴史の果てしなさのような、重みのようなものに、なんと表現すればよいかわからない味わい、うまみのようなものを感じました。話し言葉の中に出てくる「ほしたら、」とか、「いっち」などが、とても京都の言葉の魅力に感じ、住んでいる地域や時代によって、同じ日本語とはいえ、いろいろな変化があるのだなと思いました。由良子をはじめ、登場人物の台詞や物の考え方に、とても学ぶところがありました。下巻へ。

  • ひなぎく ゆうこ さん

    出自の謎、父親の出奔、次々と質屋へと消えゆく家宝…思いつく限りの悲しみがてんこ盛り。上巻が終わり、大変な人生やったわ〜と思うも、主人公はまだまだ二十代。これ以上何があるの?と、ドキドキしながら下巻へ。

  • なゆ さん

    会話が少なく読み応え充分。どこまでがフィクションなのかなと興味が出てきました。京都の人に音読してもらったら、また一段と趣のあるお話だろうなと、京都弁がわからないことが少し残念です。どのような相手と結婚しようとも、お互い心開いて思いやりを持って心穏やかに過ごしていけるようになれたらなによりでしょうね。

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人物・団体紹介

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宮尾登美子

1926年(大正15年)4月13日‐2014年(平成26年)12月30日、享年88。高知県出身。1979年『一絃の琴』で第80回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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