殺し屋マックスと向う見ず野郎

テリー・ホワイト

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167275877
ISBN 10 : 4167275872
フォーマット
出版社
発行年月
1988年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
村松潔 ,  
追加情報
:
350p;16X11

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • syaori さん

    「あんたは、おれと同じものを追いかけてるんだ」と言う、殺し屋マックスと刑事アーロンが探していたもの。それは「刺激」や大きな仕事なんかではなく、自分を、自分の生き様を覚えていてくれる者だったのではないでしょうか。「この世に存在したことさえ忘れられちまうまえに」。そういう意味では、コーディはアーロンの後を追っていくのだと思えるのだけれど、ジェレマイアは? でもマックスはまだ彼と一緒にいるのだし、2人は大きな危機を脱したばかりなのだし、今は楽しめばいいのでしょう。マックス「まだあんたの出番は終ってないよ」!

  • おくちゃん さん

    引退宣言した超一流の殺し屋と彼に付きまとう優しすぎるチンピラ。あと定年前の刑事と若い刑事。それぞれのコンビのなんとも言えない関係性が良い。今まで読んだテリー・ホワイトの作品とはちょっと違うが面白い。

  • bapaksejahtera さん

    前回同著者の「刑事コワルスキーの夏」を読んだときには若干不満を持ったが今回は違う。エルモア・レナード物に愛嬌を加えた作品のような感じがした。引退した殺し屋と彼が心許すようになった若い無法者二人組、それと相似形に配置された警官二人。初手は事件らしいものは起きない(ギャングが3人死んだだけ)。登場人物のキャラ描写で暫く読ませる。その後殺し屋が仕事を済ませてから縺れに縺れる。著者のその他の作品が果たして皆良いとは限らないが今後トライする気にさせる。それにしても書題「向う見ず野郎」とは。もう少し工夫がなかったか。

  • J.T. さん

    これはいつの時代の話なんだろう。ドジャースのラソーダ監督とでてくるが調べてみるとラソーダは76年から20年近く監督をしていたようで、よく分からなかった。音楽もビーチボーイズにチャーリーパーカーなどで、すでに前の時代への郷愁のようなものを感じる。「真夜中〜」ほどではないけれど、友情とはまた違った男同士の濃い関係を描いている。セリフ回しや描写など、当たり前のようにキマっているが、著者は女性なのだ。テリ・ホワイトのことをもっと知りたい。

  • なにも さん

    姉に薦められて読んだ。わー、こんなに面白いだなんて想像していなかった!基本的に小説の中だろうと殺し屋という生業は好きではないのだけれど、これは……!マックスとジェレマイア、アーロンとコーディの、それぞれの関係が何ともいえずよい。特にマックスとジェレマイアの、友とは呼べないけれど限りなくそう呼びたい仲は、ほしいと思っても滅多に見つけられるものではない。好き。

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