基本情報
内容詳細
「日本のシェイクスピア」「作者の氏神」と讃えられる近松門左衛門。その実像は、事件と聞けば現場に駕籠で駆けつける、今でいえば週刊誌のエース記者のような存在だった。なぜ近松はいつも新しいのか?日本人なら押さえておきたい人気の二作品で俗の極致に酔う。
目次 : 1 曽根崎心中―「かつて、こんな純愛があった」(観音めぐり/ 生玉社のできごと/ 天満屋/ 道行/ 解説「かわいい男」と女の覚悟)/ 2 近松門左衛門とは何者だったのか?(近松と人形浄瑠璃/ 歌舞伎との出会い/ 再び人形浄瑠璃へ/ 武士を捨てた近松のアイデンティティ)/ 3 女殺油地獄―「元禄版・衝動殺人事件」(上の巻 徳庵堤/ 中の巻 河内屋/ 下の巻 豊島屋/ 新町遊廓/ 三十五日の逮夜/ 解説 キレた若者の人妻殺し)/ 4 劇作家の誕生
【著者紹介】
小野幸恵 : 1954年東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業。出版社勤務を経てフリー編集者となり、古典芸能を中心に舞台芸術の書籍を編集・執筆する
鳥越文蔵 : 1928年長崎県生まれ。早稲田大学名誉教授。早稲田大学坪内博士記念演劇博物館館長を経て現在顧問。早稲田大学文学部卒、同大学院修了。近世演劇専攻。92年『元禄歌舞伎攷』(八木書店)で芸術選奨文部大臣賞受賞。97年、紫綬褒章受章。歌舞伎学会初代会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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yumiko さん
読了日:2017/03/16
k5 さん
読了日:2022/07/17
きみたけ さん
読了日:2023/01/03
かふ さん
読了日:2020/04/26
hoiminsakura さん
読了日:2023/02/17
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