ラジオのこころ 文春新書

小沢昭一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166608720
ISBN 10 : 416660872X
フォーマット
出版社
発行年月
2012年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
227p 18cm

内容詳細

TBSラジオの名物番組「小沢昭一の小沢昭一的こころ」が放送開始40周年を迎えます。これを機に小沢氏が自ら傑作10篇を厳選しました。TPP、AKB48など今どきの話題から、お墓、缶詰、暖簾など身近なテーマまでをユニークな切り口で掘り下げます。

目次 : 第1章 「平成の名物」のこころ(TPP、AKB、アルファベット三文字について考える/ おじさんの秋葉原について考える)/ 第2章 「女は強し」のこころ(大和撫子について考える/ むかし婦人会、いま女子会について考える)/ 第3章 「食を愉しむ」のこころ(あわてず騒がず、缶詰について考える/ いらっしゃーい、暖簾について考える/ 男子厨房にるについて考える)/ 第4章 「ゆりかごから墓場まで」のこころ(人生のはじまり、おっぱいについて考える/ ぼちぼちお墓について考える)/ 第5章 「旅の奥深さ」のこころ(一万回記念、宮坂さんお訪ね旅)

【著者紹介】
小澤昭一 : 昭和4(1929)年、東京生まれ。早稲田大学仏文科卒、俳優座養成所卒。20年代から舞台、映画、ラジオなどで活躍。57年より、ひとり劇団しゃぼん玉座を主宰。48年にスタートしたTBSラジオ「小沢昭一の小沢昭一的こころ」は平成23年、放送1万回を突破した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 月讀命 さん

    お亡くなりになって1年4か月が経つ程時の流れは速い(H26.4現在)。車の中でこの番組をよく聞いた。(積極的,自発的に聞いていたわけではないが、耳に入ってくるという感覚、ListenではなくHearという感覚で『小沢昭一的こころ』は日常生活の一部となっていたのかもしれない。今でもラヂオから、哀れなミヤサカさんの話題が聞こえそうな感じさえする。新書になったストーリーを読んで、放送に懐かしささえ感じいる。40年間、10000回にわたる放送の歴史を、小沢さんがこの世を去る寸前に振り返り纏め上げた結晶といえよう。

  • chanvesa さん

    読んでいると、声色や音楽が頭に浮かんでくる。「小沢昭一の小沢昭一的こころ」がアドリブなしの完成された芸であることは知っていたが、ドトールやスタバで産み出されていた(台本に「こころを注入」していた)とは。小沢さんを2回お見かけしたことがある。気難しそうなおじいさんに見えた。奥行きが深く、どこまでが素で、どこまでがキャラなのかわからない。一度は新橋の場外馬券場に向かうのか競馬新聞片手に霞ヶ関駅をお一人で歩いていらっしゃったのを見た。よく似た人かと思ったが、猫背のお姿にハーモニカの音色が聞こえてくるようだった。

  • R さん

    ラジオ番組「小沢昭一的こころ」の書き起こし本でした。リスナーとしては、読んでいるだけで、お囃子からあの声で再生されるかのような体験ができて、とてもいい一冊でした。いくつかの本編内容を書き起こしたものと、特別企画だった「宮坂お父さん」を探すプロジェクトの詳細が記されていて、本当に番組が好きだった身分にはたまらない本でした。基本的に、くだらない下ネタと、風刺ともいえない腰の砕けた小話で、肩肘はらずに楽しめる素晴らしい話芸と脚本だなと改めてかみ締めるように読めました。

  • masako さん

    軽快な音楽と共に始まるラジオ「小沢昭一的こころ」の傑作選。宮坂さんが本編にも出てきて、嬉しかった。知らない昔の有名人の話が出てきたり、共感出来ない話もあったけど、ラジオと変わらない小沢さん節で楽しく読んだ。

  • シブ吉 さん

    「小沢昭一の小沢昭一的こころ」・・・ラジオからこのフレーズが聞こえてくると、条件反射でニンマリしてしまう。独特の話術で聴者を魅了する、小沢昭一さんのラジオ番組が本に。 最近の放送から選りすぐりの10話をてんこ盛りで、世の中の噂になったことから、昔話、はたまた脱線話と楽しませてくれました。「缶詰について考える」では、ギコギコと缶切りで開けた桃の缶詰が食べたくなりました。 ご存じ宮坂さんも大活躍の、「ラジオのこころ」について考えるのこころだぁ〜。

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