ブログ論壇の誕生 文春新書

佐々木俊尚

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166606573
ISBN 10 : 4166606573
フォーマット
出版社
発行年月
2008年09月
日本
追加情報
:
18cm,254p

内容詳細

インターネットの世界に出現した巨大なブログ論壇。その新しい言論は、古い言論を支配していた団塊世代と激しく対立し、超克しようとしている…。新たな公共圏生成のインパクトをレポートする。

【著者紹介】
佐々木俊尚 : 1961年、兵庫県生まれ。早稲田大学政経学部中退。88年、毎日新聞社に入社。警視庁捜査一課、遊軍などを担当。99年、アスキーに移り『月刊アスキー』編集部勤務を経て退社。現在、フリージャーナリストとしてIT・ネット分野を精力的に取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 白義 さん

    ブログに代表されるウェブの言論空間の拡大と、それが今までのメディア、政治や社会に与える影響を、個々の事件を題材に適切に整理している良書だけど、今ではこれらも完璧な日常になった感じがある。希望と不安、両面に配慮しながらも著者は前向きだが、どうもやはり今のところ、悲観ですらない退屈な状態になっているかも。ネット論壇自体は広がったが、それはあくまで世間であって、公共圏には未だなりえていない。言葉を探しあぐねている人々を、エンパワーメントしたのか自分の言葉を奪ったのかも、ちょっと微妙なところだ

  • うえ さん

    団塊世代との世代間格差と新たな公共圏生成段階を追っている。「アルカイーダはこの共産党細胞と似たような構造を持っているが、本質的な差異がひとつある。共産党細胞が中央委員会という頭脳の命令を受けて、一糸乱れず従う身体の一部分となっていたのに対し、アルカイーダはひとつひとつの組織が独立して活動を行っている…いくつかの組織を破壊しても、残りの組織は何ごともなかったように生き続ける…この非対称戦争は、何も物理的な戦争の中だけで起きる現象ではなくなってきている。たとえば端的な例がインターネットにおける非対称戦争だ。」

  • T-山岡 さん

    最初「ブログ論壇」という言葉には違和感があったが、誰もがネットを介して情報を発信できる現状においては、一部の知識人が言論を担うというこれまでの「論壇」という言葉のイメージをそのまま当てはめるべきではないのだろう。とはいえ、ブログ炎上のような「衆愚」に陥らずに「論壇」として機能するには、国民のメディアリテラシーの底上げと、「衆愚」を防ぐアーキテクチャがもっと必要なのではないかと感じる。

  • ybhkr さん

    2008年刊行。今の時代はブログやmixiよりTwitterが論壇のメインになっているイメージ。ブログと併用しているが、Twitterと連動している方がほとんどではないか。Twitterについては割愛するが、この7年の間に変わったのはそんなに多くはない気がする。ロスジェネに対する社会情勢がほとんどよくなっていない、というかむしろ悪くなっていて、希望は戦争、が古いものになっていないことが一番切なかった。大学の先生とか研究者って世間知らずだなあ…それに対する個人と組織の対応について興味深かった。

  • おらひらお さん

    2008年初版。言論の正解におけるwebの影響と想定される今後の展開を紹介するもの。マスコミの影響力の減少が想定されています。あと、社会との関わりの分類もおもしろい。

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人物・団体紹介

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佐々木俊尚

作家・ジャーナリスト。1961年兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部中退。毎日新聞記者、『月刊アスキー』編集部を経て、2003年よりフリージャーナリストとして活躍。ITから政治、経済、社会まで、幅広い分野で発言を続ける。最近は、東京、軽井沢、福井の3拠点で、ミニマリストとしての暮らしを実践している。

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